【マンガ】どうなる!? 息子2人の大学受験…イマドキ保護者の悶えるホンネ <第54回>親はゴキゲンであれ
- 大学受験
大学生と高校生のお子さまを持つマンガ家、よしだゆうこさん。息子さんたちの大学受験を前にして、セキララな保護者のホンネをマンガでお届けします!
長男が受験生の時は、私も不慣れなものでかなりソワソワしていた記憶があります。
当時、長男の先生が「受験生の親は何もできませんから、機嫌よく過ごしてください!」と話していました。次男が受験生の今はその教えを守り、いつも上機嫌な家族と、本当に受験生なの? というくらい笑顔の次男。
家族がそろう食卓でも、他愛もない世間話で笑ってばかりで緊張感がありません。
ある日次男に、いつもニコニコしているけれど緊張してないの? と聞いてみました。
「いや、かなりのストレスで限界」と言われましたよ、笑顔のままで。
そりゃそうですよね……。勝手に、次男はメンタル強いな〜と安心していてごめん、と反省しました。
そこで更に、親からもプレッシャーがあると限界を超えてしまうのでしょう。
とにかく次男は勉強の話をするのを極端にいやがり、勉強の《べ》の字が出ただけでにらまれます。家では勉強以外の話題でワハハとわらっているほうが、本人もリラックスできるんでしょうね。
長男の先生はもう一つ「ただし、子どもがお願いしてきたことはすぐに反応してください」ともおっしゃっていました。
ランチに行こうが、遊ぼうがかまわない。
けれど、子どもからの「ボタンが取れたからつけておいて」や「この本が必要だから買っておいて」などの日常の小さなお願いを、放置せずに応えてくださいと。
それで受験生の心が安定するそうです。
勉強の話題がなくても、ちゃんと応援していますよ、ということが、伝わるのかもしれませんね。
というわけで、応援しつつ、1月も母はいつも通りに過ごそうと思います。
\過去のマンガはこちら/
<第1回>長男の受験、次男の経験
<第2回>ナゾだらけの受験制度
<第3回>遅すぎるスタート
<第4回>高校生は忙しい!
<第5回>チャンスの数だけ…
<第6回>いざ!感染症対策
<第7回>お正月の誘惑
<第8回>親にできること
<第9回>受験生家族の過ごし方
<第10回>フルタイム入試
<第11回>入試直前の宣言
<第12回>母のストレス、表面化する
<第13回>息子の背中を見送る日
<第14回>さらば受験生
<第15回>運命の2月
<第16回>ブラックコーヒーの味
<第17回>言えなかった言葉
<第18回>切り替えて第二志望
<第19回>親の心子知らず…
<第20回>高校生から大学生へ
<第21回>受験生生活、突入!
<第22回>教育費クライマックス!
<第23回>努力は裏切らない?
<第24回>第2志望その後
<第25回>どうなる!?文理選択
<第26回>高3の部活事情
<第27回>教育費は長期戦!
<第28回>受験しないと言われたら①
<第29回>受験しないと言われたら②
<第30回>受験しないと言われたら③
<第31回>受験しないと言われたら④
<第32回>受験しないと言われたら⑤
<第33回>オープンキャンパス 総合大学編
<第34回>オープンキャンパス 体感編
<第35回>オープンキャンパス 個別相談編
<第36回>「勉強しなさい」の効果
<第37回>次男の言い分
<第38回>もう高校生なんだから…の罠
<第39回>ポジティブ受験生
<第40回>推薦入試は計画的に
<第41回>夏休みの心構え
<第42回>次男の初オープンキャンパス
<第43回>ワクワク模試がやってくる!
<第44回>模試当日!
<第45回>返ってきた模試
<第46回>我が家の塾選び
<第47回>受験生の青春
<第48回>一般選抜はつらいよ
<第49回>どうする?併願校選び①
<第50回>どうする?併願校選び②
<第51回>安心か、挑戦か?
<第52回>母は出願担当
<第53回>次男の涙
- 大学受験