職業別年収ランキング第3位は「大学教授」! 平均年収は1,000万をどのくらい超えてる?

年収ランキング第3位にランクインしたのはズバリ「大学教授」! 近年、メディアに露出している大学教授も多く、一見華やかな職業に思えますが、現在のコロナ禍では入試の対応に追われたり、オンライン授業の在り方を問われたりと、仕事内容に変化が起きているようです。
この記事では、長く険しい道のりを乗り越えながら研究にまい進する「大学教授」について、その仕事内容やなるための道のり、適性などをご紹介。
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この記事のポイント

年収ランキング第3位「大学教授」。その年収額は?

年収ランキング第3位の「大学教授」の年収は1,100万円! 研究に加えて学生への講義や大学運営にも携わるなど、仕事内容は多岐にわたるため、高い水準の給与が設定されているようです。

ただし、上記の年収はあくまでも平均値。著名な教授は本の出版をしたり、テレビ出演を依頼されたりすることもあり、副業によってはより高い年収になる場合も。

大学教授の仕事内容は、おおまかに3種類

大学教授の仕事は大きく分けて3つ。ひとつ目は、「専門分野の研究」です。専門の研究を論文にまとめて、学会などで発表することは大学教授の主要な仕事です。また、大学には付属の研究所などの施設があり、こうした施設で研究にのみ専念している大学教員もいます。

ふたつ目は「学生への指導」。専門分野の講義はもちろん、実験・実習などの指導や生徒の論文作成の指導など、学生との関わりはさまざまです。

最後は「大学の管理・運営」です。教授会や入試など、大学運営に関する各種委員会に参加する必要があるようです。政府の審議会などにも参加して、大学の代表の学識経験者として意見を求められることもあります。

さらに大学教員には、様々な肩書きがあり、【助手→助教→講師→准教授→教授】の順に昇進していきます。学部長、副学長、学長など、大学全体の運営に関わる職歴を歩んでいくこともあります。

大学教授は定員が限られているから、なるのは厳しい?!

大学院の博士課程修了者は増えている一方、大学教員の定員には限りがあり、今後大学教員への道はますます厳しくなることが予想されます。ですが、理数系は研究分野によっては需要が高いと考えられています。

また、今後は教員という形ではなく研究員という形で、産業界との共同研究が求められる機会も増えていきそうです。

大学教授に向いているのは、どんなタイプ? 求められる資質とは

大学教授まで昇格し、認められるためには、学問的な業績をあげることが第一です。そのため、まず学問が好きであることは言うまでもなく、生涯に渡って学問に対する強い興味と情熱を持ち続け、研究に没頭できる資質が必要です。

そして、専門的な分野に限らず幅広いことに対する知的好奇心に富み、豊かな想像力と論理的な思考力に優れている人に適した職業だと言えるでしょう。

また、研究だけでなく学生に講義をすることも仕事ですので、教育者として学生から信頼され、導いていくことのできる人格者であり、学校運営に関わるためにリーダーシップを発揮できる能力の持ち主であることも重要です。

大学教授になるには? 昇格までの道のりとは

大学教授になるには、大学から大学院の修士課程・博士課程に進むのが一般的です。修士課程や博士課程を修了したのちに、助手や助教として採用されたり、研究機関や企業での研究や実務経験を経て講師や准教授として採用されたりして、大学教授を目指します。

助教から准教授、教授と進む昇進の道は大変長く険しいものです。昇進には優れた研究業績が必要であり、学生への講義や学校運営の傍ら研究で成果を上げなければなりません。

また、同じ大学で順調に昇格していっても、学部の増設や欠員が出て、教授のポストに空きがない限り教授に昇格することは困難なようです。そのため、ほかの大学に欠員が出た場合は、そちらに移ることも多いのが現実です。

そもそも近年は、博士課程の修了者が増加していることから、すぐには就職先が見つからないケースも多く、この道に進むならそれなりの覚悟が必要なようです。また最近は、修士課程や博士課程を修了していなくても、各界から別のキャリアを持った人材をエキスパートとして教員に登用する傾向が見られ、より大学院修了からの就職の門を狭めています。

出典:マナビジョン

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出典:e-Stat 令和元年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種

まとめ & 実践 TIPS

「大学教授」という職業が、長く険しい道のりの果てにある職業であることがわかったのではないでしょうか。

こうした専門的な研究を続けている人々の成果があるからこそ、文化や科学、医療など様々な分野が発展を続けており、その結果私たちの生活や社会を豊かにしてくれています。こう考えると高い年収であることも理解できますね。

もし近い将来、お子さんが何かに没頭するほど興味を持ち始めたら、それが研究人生の第一歩になるかもしれません。コロナ禍で様々な対応に追われる大学教授ですが、将来の職業のひとつの選択肢として親子で話してみるのもよいですね。

出典:
マナビジョン 職業情報 『大学教員』
https://manabi.benesse.ne.jp/shokugaku/job/list/140/index.html?utm_source=kj&utm_medium=banner&utm_campaign=manabi

e-Stat 令和元年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450091&tstat=000001011429&cycle=0&tclass1=000001138086&tclass2=000001138089&tclass3=000001138093&tclass4val=0

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