「英語が好き」な小学生、得意をもっと伸ばす方法とは?

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小学校での英語の授業や、英会話・英語教室といった習い事をきっかけに、英語を好きになるお子さまも多いかと思います。せっかく興味をもったならば、もっと英語力を伸ばせるような家庭学習をさせたい、と考える方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回の記事では、英語が好きな小学生が、もっと英語を好きになる動機付けの仕方、そして具体的な勉強法まで詳しく解説します。

この記事のポイント

「英語好き」な子どもに、保護者はどう接する?

「英語が楽しい」「英語が好き」といった言葉がお子さまから発せられたら、学習の側面からも、キャリアの広がりという面からも大きなチャンスです。

「英語が好き」というお子さまを、より伸ばすために重要なのは、次の3点です。
1.英語学習のための資源・機会の提供
2.ポジティブなサポート
3.目標の設定(モチベーションの維持)

特に、小学校のうちは、楽しく学べる学習機会を提供することが大切です。
本人の性格や好みに合わせ、楽しく学べる学習方法の見極めが求められます。
そのうえで、継続した学習ができていたり、英語力が向上したり、目標を達成した際はもちろん、お子さまからの英語に関するささいな報告もたくさん褒め、モチベーションを維持することが重要です。

「英語が好き」という気持ちは、学習という努力の裏付けがされることで、「英語が得意」「英語を学びたい」という、自信や意欲に変化します。

「英語好き」な子どもをもっと伸ばす家庭学習法5選

では、英語をもっと好きになってもらうためには、具体的にどのような家庭学習の機会を与えればいいでしょうか。
小学生のお子さまが興味を持ちやすく、取り組みやすい家庭学習方法を5つ、費用やシチュエーションなども考慮して、取り組みやすい順でご紹介します。

英語学習アプリを活用し、ゲーム感覚で英語力を伸ばす

英語を楽しく、かつ身近な媒体で気軽に学べる方法として、英語学習アプリが挙げられます。スマートフォンやタブレットを利用して、単語学習や簡単な文章の組み立て、スペリングから発音まで学習可能です。

アプリという特性上、学年を超えた学習事項にも挑戦ができます。
そのため、基礎からの学びも、自分のレベルに合った内容の学習も可能です。中学生になる前に、小学生の学習事項以上の内容を学べると、学習体験自体が自信につながります。さらに、アプリによっては、連続して学ぶことによるボーナスや、学びなおしを勧める機能もあるため、学習の継続化も期待できます。

ただし、英語学習アプリを利用する場合には、いくつか注意点があります。
まず、アプリの選定方法です。ゲーム感覚で学べる、というのは利点である一方で、ゲーム要素にあまりにも特化してしまっていたり、英語学習に役立たない内容であったりと、目的が異なるアプリを選んでしまわないよう、注意が必要です。

また、お子さまに合ったアプリを選ぶという意味でも、アプリとの付き合い方という意味でも、保護者のかたも一緒にアプリを選びましょう。
内容はもちろん、アプリの評価、有料・無料の別、無料の場合のアプリ内の課金有無など、アプリをさまざまな面から検討することがポイントです。
まずは無料版で試してみてから、有料版を購入するかどうかをお子さまと一緒に決める、という方法も有効です。
アプリ内の課金が不安に感じられる場合には、月額料金制や買い切りのアプリなど、料金管理のしやすいものを選ぶとよいでしょう。

夢中になるあまり、長時間アプリを利用してしまう場合にも注意が必要です。利用時間を決めたうえで、タブレットやスマートフォンを利用しましょう。

英語が使われている映画を視聴する

海外の文化や、生きた英語に興味がある場合には、英語が使われている映画の視聴や、動画配信サイトで海外からの投稿を視聴することも、家庭学習の方法として有効です。

英語が使われている映画の場合、英語音声+日本語字幕で視聴するだけでも学びがありますし、既に視聴したことのあるものや、シチュエーション・展開がわかりやすいものを、英語音声(+英語字幕)で視聴することも、非常に効果的です。

英語圏独特のリアクションや、文化の違いなどを知ることで、英語をもっと学びたいというモチベーションにつながります。さらに、「洋画を字幕なしで視聴したい」「自分でも英語を話してみたい」など、さまざまな側面から英語への興味につながります。

映画を利用した英語学習法については、以下の記事でより詳しくご紹介していますので、ぜひこちらもご一読ください。
「好きな映画で英語耳が育つ?リスニングの力が身につく映画の選び方」
https://benesse.jp/kyouiku/202203/20220317-1.html

英語で(絵)日記をつける

継続して、何か残る形で英語学習をしたい、という場合には、英語で日記をつけることもおすすめです。

すべての出来事を詳細な日記として記載することはとても難しいですが、その日の出来事や印象に残っていること、または、食べたり飲んだりしたものを記録するなど、決めたテーマについて2~5行程度の英文にまとめるとよいでしょう。

小学校で習った単語・文法であっても、
I want to go the zoo next week.
I eat rice every day.
I like dogs very much.
など、思ったことや行動を短文で示すことは十分可能です。

英文を書くのはハードルが高い、という場合には、2~5行程度の日本語の日記に、簡単なイラストを付け、そのイラストを表す英単語を調べてそばに書くという、絵日記方式も効果的です。

「英語を使って日記を書いている」という事実が自信やモチベーションにつながりますし、知らない単語を調べ、覚えるきっかけにもなります。

中学校基礎レベルの英語学習教材に取り組む

「中学に向けて英語を学びたい」と考える場合には、中学校基礎レベルの英語学習教材に取り組むことも効果的です。
小学校英語+中学校1年生序盤の履修内容をドリルとしてまとめた教材や、「中学内容さきどり」と銘打った教材がおすすめです。

「中学校の勉強を先取りしている」実感は、英語学習のモチベーションにもつながります。さらに、中学校に進学したあとも「しっかり準備をしてきたから大丈夫」と自信をもって英語学習に臨めます。

教材を使っての学習をする際には、中学校での学習を意識して、丸付けは自分で行う、間違えた問題は別の日にやり直す、といった「学習のお作法」を学ぶことも有益です。

数日で一気に終わらせることや、どんどん次の教材に取り組んだりすることも決して効果がないわけではありません。
けれど、せっかく教材を使用するのであれば、中学校進学後にも活用できるよう、勉強法の確立にも目を向けられるとよいでしょう。

中学校進学前の英語学習法については、以下の記事でもご紹介していますので、ご一読ください。
「小学校高学年の英語学習 中学校へ向けて家庭でできる勉強法とは?」
https://benesse.jp/eigo/202111/20211118-1.html

オンライン英会話に挑戦

「実際に、英語を話してみたい」「海外の人と英語でコミュニケーションにチャレンジしたい」という場合には、オンライン英会話に挑戦してみましょう。
近年では、一般的な対面指導型の英会話教室に加え、オンライン英会話のサービスが拡充しています。どちらにもメリットはありますが、「まずは英会話に挑戦」という場合には、オンライン英会話をおすすめします。

オンライン英会話では、月額ではなくレッスン数を購入して受講できるサービスや、30分~1時間程度の無料体験レッスンの受講があることから、気軽に開始することができる点が魅力です。
また、自宅で受講ができるので、お子さまのレッスンの様子を知れること、送り迎えなく受講できることもメリットです。

さまざまな国や地域の講師と英語でコミュニケーションができるため、お子さまにとっても新鮮かつ貴重な体験となり、英語学習のモチベーションにつながります。

  • ・英語学習アプリを活用し、ゲーム感覚で英語力を伸ばす
  • ・英語が使われている映画を視聴する
  • ・英語で(絵)日記をつける
  • ・中学校基礎レベルの英語学習教材に取り組む
  • ・オンライン英会話に挑戦

英語学習の《先取りし過ぎ》はNG?

一方で、保護者のかたから「英語を先取り学習しすぎて、中学校での授業がつまらなく感じるようになってしまうのではないか」といった懸念の声を耳にすることがあります。

結論から申し上げますと、《先取りしすぎ》はNGではありません。
言語という特性上、一度の学習で完璧に学びきることはありませんし、同じ学習範囲であっても単語の違いやシチュエーションの違い、例文の違いなどで、学び取れる事項はさまざまあります。
たとえば同じ内容であっても、「繰り返し学ぶ」ことで初めて発見される事項も少なくありません。

そのため、「先取りしすぎてしまって退屈に感じる」ということは、教科特性や学習内容からするとあまり起きえないことと思われます。

英語に限らず、学習において「わかっていることであってもしっかりと聞く」という姿勢は非常に重要です。
自分が既に知っている解法(用法)・考え方のほかに、もっといい導き方ができるのではないか、と考えて先生の話を聞くことは大切です。
また、知識の答え合わせとして、授業を活用し、繰り返しの学びとして活用することも可能です。

英語は一つひとつの要素のつながりが広大なうえ、学んでいくにつれて深みが増す教科です。
目標や英語学習に対するモチベーションを設定し、「学び続ける」意識を育み、「英語が好き」という気持ちを「もっと英語を学びたい」という気持ちに昇華させられれば、自ずと学ぶ姿勢にも変化が現れるでしょう。

得意をもっとのばしたいお子さまにオススメ

■進研ゼミ会員のかた
<Challenge English>アプリを受講費内でご利用いただけます。

チャレンジタッチ生
[小1,2と小6]

「チャレンジタッチ」ホーム画面 → もっと英語!<Challenge English> からご利用ください。
[小3~5]
「チャレンジタッチ」ホーム画面 → 学習アプリセンター → もっと英語!<Challenge English> からご利用ください。

オリジナル生
パソコンやiPad に<Challenge English>アプリをインストールしてご利用いただけます。

■パソコン(Windows環境/Mac環境)
ご利用になるパソコンで「おうちのかたウェブ」 にアクセス→「アプリケーションダウンロード」より画面の指示に従い<Challenge English>アプリをインストールしてください。
インストール後は、初回設定のあと、デスクトップ上の<Challenge English>アイコンよりご利用ください。

■iPad
App Storeにアクセス→「ベネッセ チャレンジイングリッシュ」で検索し、<Challenge English>アプリをインストールしてください。
インストール後は、初回設定のあと、画面の<Challenge English>よりご利用ください。

※iPadはApple Inc.の商標です。

■進研ゼミ会員以外のかた
Challenge Englishなら、お子さまの実力に合わせた習熟度別だから、学びたいスピードで英語学習をどんどん進められます。デジタルで個別に実力を確認しながら進められるので、無理なく「聞く・読む・話す・書く」の英語4技能を徹底してトレーニングできます。

くわしくはこちらから

まとめ & 実践 TIPS

ご紹介した家庭学習法のなかで、お子さまが興味を持ちそうなものがあれば、ぜひ親子で一緒に実践してみてください。
「英語が好き」という気持ちは、英語学習において一番のモチベーションとなります。「好き」という気持ちを学びにつなげるきっかけとして、今回の記事でご紹介した方法が一つでもお役に立てばうれしいです。

株式会社プランディット 英語課 堀内
編集プロダクションの株式会社プランディットで、進研ゼミを中心に、小学校から高校向けの英語の教材編集を担当。

プロフィール



1988年創業のベネッセ・グループの編集プロダクションで,教材編集と著作権権利処理の代行を行う。特に教材編集では,幼児向け教材から大学入試教材までの幅広い年齢を対象とした教材・アセスメントの企画・編集を行う。

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