【マンガ】どうなる!? 息子2人の大学受験…イマドキ保護者の悶えるホンネ <第8回>親にできること
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大学生と高校生のお子さまを持つマンガ家、よしだゆうこさん。息子さんたちの大学受験を前にして、セキララな保護者のホンネをマンガでお届けします!
受験生の親として、何度も感じたことはその無力さです。
中学受験は、一緒に勉強したりプランを立てたり、まさに二人三脚でした。時は流れて6年後、親が「勉強しなさい」と言ったからって机に向かうような年齢ではなく、むしろ逆効果です。本人が、勉強しよう、この大学に行きたいと思った時にサポートする、それしかないのです。
大学や模試の紹介など、提案はしましたがそれ以上は口を出さず、本人の決断を信じて待つ。思ったことを何でも言ってしまう私にとって、≪黙る≫ということはなかなかのしんどさでした。
あまりにもできることがないので、ゴミ箱に投げて外れたゴミもちゃんと入れよう、店員さんには優しくなど、日頃の行いを良くする謎の作戦を遂行していました。友人は、オリジナル験担ぎでお弁当のおかずを必ず3品にしていたとか(理由は不明)、根拠はないけどチョコレート断ちしていたとか、親の迷走が伺えます。
それほど気にかけて強く想っているのですが、悲しいほどに無力なのですね。
そこでできることは体調管理です。受験は真冬。風邪を引かないように、万全の体調で本番を迎えられるように。あったかいものを笑顔で食べて、受験に関係のない話をする。本人はもちろん、家族全員健康でないと! ここは私の本領発揮です。
がんばれ、受験生!(と心の中で思う)
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