お友達の輪に入れなくて心配……担任の先生へ相談するタイミング

幼稚園や保育園で、子どもが一人で遊んでいるのを見かけたとき、お友達の輪に入れていないのではと、心配になってしまうかたもいるでしょう。園でのお友達関係など、気になることがあったときに、担任の先生へ相談するのはいつがよいのでしょうか。

この記事のポイント

子どもの気持ちを確認しよう

幼稚園や、保育園で子どもが一人で遊んでいる姿を見かけてしまったとき、どうしたのかな、お友達の輪に入れてないのかなと、保護者は不安に感じることもあるでしょう。
直ぐに担任の先生に相談したくなってしまいますが、それが正しいのか、それとも間違いなのか、それさえ悩んでしまうこともあるかもしれません。

まずは、子どもが一人で遊んでいる理由や気持ちを、きちんと確認することが大切です。
そのためには、保護者の目線で子どもの気持ちを考えるよりも、子どもの気持ちに寄り添って考えるとよいでしょう。

発達や年齢によって、子どもがお友達と遊ばずに一人でいるのには、どんな理由があるのか、どんな気持ちなのかを確認してみましょう。
確認しておくことで、担任の先生にどのタイミングで話をすればいいのか決めることができます。

子どもの行動や気持ちを知っておこう

子どもの年齢や発達によって、子どもの遊び方、お友達との関わり方などには違いがあります。行動や気持ちを知ることで、保護者がどのように子どもに関わればいいのかをご紹介します。

【年少3歳~4歳】(保育園では0歳~4歳)
・集団行動に慣れていない
・好きなおもちゃで、自分の好きなように遊ぶのが好き
・園で過ごすことが精一杯で、お友達関係まで気持ちがいかない

集団で遊ぶのが得意な子はまだ少ないでしょう。園での生活に慣れることで精一杯の子や、自分の好きなおもちゃをずっと遊ぶ子など、一人で遊んでいる子がたくさんいる時期です。
園生活の中で、徐々に集団で何かをすることを学び始める準備期間といえます。

お友達と一緒に遊んだことを聞くのではなく、「今日は楽しかった?」など、子どもが幼稚園や保育園で何をしてきたのか、話が広がるように声をかけてあげるとよいでしょう。

【年中4歳~ 5歳】
・集団行動に慣れ始める
・お友達と一緒に遊ぶのが楽しくなる
・みんなで一緒に遊ぶこともあるけど、一人で集中して遊ぶことも好き

園の生活に慣れてきて、体力がついてくる頃です。園でも、お友達との関係性や交流を、深めるために、集団で遊べる遊び(鬼ごっこ、こおり鬼など)を保育時間や自由時間に取り入れるようになります。一人で遊ぶのも楽しいけど、みんなで遊ぶともっと楽しいと少しずつ理解できるようになります。お友達との関係性が近づくことで、困っている子がいると心配して声をかけてあげる、そばにいてあげるなどの、心の成長も見られる時期です。

保護者には、園でお友達と一緒に遊んだ話や、保育の話を色々してくれると思います。
「たくさんお友達と遊べてよかったね」「みんなで遊ぶと楽しいね」など、子どもが話してくれることを、そのまま素直に受け止めて返答するのがよいでしょう。

【年長5歳~ 6歳】
・仲良しのグループができやすい
・みんなで遊ぶのも好きだけど、仲良しの子とばかり遊んでしまうことがある
・お友達の輪に入りたくても、お友達に声をかけるのが苦手な子もいる
・一人で本を読む、絵を書くのが好きな子もいる

お友達との会話も増えて、色々な言葉も覚えられるようになったこの時期は、多くの人と関わることで、コミュニケーション能力が高まってきています。
仲の良いお友達とだけ遊びたいかもしれませんが、なるべくは多くのお友達と関われる環境にいる方が、この時期は幅広い交友関係をつくる練習になるでしょう。

一人で過ごすのが好きな子、大人数で遊ぶのが好きな子、少人数のグループで遊ぶのが好きな子、いろいろだと思います。保護者は、子どもがお友達とどんな関わりをするのが好きなのか、そっと見守ることが大切です。

先生に早めに相談しても大丈夫?!

年中、年長になっても一人で遊ぶのが好きな子どももいます。
保育活動は、お友達と協力してやることが多いので、声をかけるのが苦手な子には、勇気が必要になってくるかもしれません。
子ども自身の努力や、お友達のフォローを支えに、少しずつ参加することができているのならば、自由時間に一人で遊んでいても問題ないでしょう。
時間はかかると思いますが、保育活動をきっかけに、お友達との関わりを徐々に深めていければ大丈夫です。

無理してお友達の輪に入れようとすると、子どもはそれを負担に感じてしまい、余計に声をかけるのが怖いと思ってしまうかもしれません。
・「今日は、お友達と遊んだの?」
・「どうして、一人で遊んだの?」
という言い方をしてしまうと、一人で遊ぶことが悪いことだ、誤解してしまうかもしれません。
子どもが、園で楽しく過ごせているのなら、一人で遊んでいても平気と思えるぐらい大らかな気持ちで、保護者は見守ってあげるとよいでしょう。

幼稚園、保育園で子どもがどんなふうに過ごしているのか、とても気になると思います。 普段の様子に関しては、積極的に担任の先生に聞きましょう。

また、子どもが、お友達とケンカしてしまった話などをしてきたときは、保護者だけで解決するのではなく、担任の先生に相談して、子どもの間に入ってもらった方が、上手に仲直りをしてくれるでしょう。

まとめ & 実践 TIPS

一人で遊んでいても大丈夫な場合と、そうではない場合とでは、明らかに子どもの様子が違うと思います。少しでも様子が変だなと気づけるようになるには、子どもの話を日頃から聞いてあげることが大切かもしれません。


ケンカ、いじめ、暴力などがあった場合は、子どものためにも担任の先生にすぐに相談しましょう。


出典:保育所保育指針解説書 - 厚生労働省
URL:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/hoiku04/pdf/hoiku04b_0001.pdf

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