【マンガ】どうなる!? 息子2人の大学受験…イマドキ保護者の悶えるホンネ <第40回>推薦入試は計画的に

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大学生と高校生のお子さまを持つマンガ家、よしだゆうこさん。
息子さんたちの大学受験を前にして、セキララな保護者のホンネをマンガでお届けします!

長男はコロナ禍真っただ中の受験生で、高2の3学期から休校になり、その後も再開と休校をくり返しました。そこで、休校で家にいるなら勉強しよう! となればよかったのですがそううまくはいかず、ただ時間だけが過ぎていきました。

さすがに高3の夏ともなると焦ります。ただ、長男は国公立は受けず、私立のみ受験と決めていました。私の乏しい受験の知識と経験から、確か私立は推薦入試が多いはずだ!と思い出して長男に確認したものの……。

まず指定校制推薦。学校に掲示された一覧に志望校はあるものの、その大学ならどの学部でもよいわけではないので出願できず。総合型選抜は準備期間が取れず、時すでに遅し。
そして何よりも……評定平均が心細い!!

長男は、高校進学時から苦手な理系科目に苦戦しており、だからといって勉強をするわけでもなく成績は下がる一方でした。ゆえに、高1、高2の成績はなかなかマズい状態に。それが高3の推薦入試にダイレクトに響くのをわかってはいたはずですが、高1の頃はそこまで考えず「数学難しいな~~」で終わり、テストの点数を見て「ギャーーー」と言うだけ。
推薦入試は丸腰では受けられない。後で困るのは自分です!

その他、英語の資格・検定試験を利用する入試では、英語を高得点に換算できる可能性があります。長男の性格ですと、大学入試の英語よりも英語の資格・検定試験の方が相性がよいため、この入試を利用する作戦もありました。ただしこちらも早めの対策が必要で……。

ああ受験には、作戦と計画が必要…だった!!と後で気づいた次第です。

\過去のマンガはこちら/

<第1回>長男の受験、次男の経験
<第2回>ナゾだらけの受験制度
<第3回>遅すぎるスタート
<第4回>高校生は忙しい!
<第5回>チャンスの数だけ…
<第6回>いざ!感染症対策
<第7回>お正月の誘惑
<第8回>親にできること
<第9回>受験生家族の過ごし方
<第10回>フルタイム入試
<第11回>入試直前の宣言
<第12回>母のストレス、表面化する
<第13回>息子の背中を見送る日
<第14回>さらば受験生
<第15回>運命の2月
<第16回>ブラックコーヒーの味
<第17回>言えなかった言葉
<第18回>切り替えて第二志望
<第19回>親の心子知らず…
<第20回>高校生から大学生へ
<第21回>受験生生活、突入!
<第22回>教育費クライマックス!
<第23回>努力は裏切らない?
<第24回>第2志望その後
<第25回>どうなる!?文理選択
<第26回>高3の部活事情
<第27回>教育費は長期戦!
<第28回>受験しないと言われたら①
<第29回>受験しないと言われたら②
<第30回>受験しないと言われたら③
<第31回>受験しないと言われたら④
<第32回>受験しないと言われたら⑤
<第33回>オープンキャンパス 総合大学編
<第34回>オープンキャンパス 体感編
<第35回>オープンキャンパス 個別相談編
<第36回>「勉強しなさい」の効果
<第37回>次男の言い分
<第38回>もう高校生なんだから…の罠
<第39回>ポジティブ受験生

プロフィール


マンガ よしだゆうこ

男子母歴20年以上のイラストレーター、漫画家、グラフィックレコーダー。
マンガでわかるデザイン本「デザイナーじゃないのに!」(ソシム)共著。
「息子が大きくなりまして」(マイナビニュース)連載中。インドア派だけど旅行好き。

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