【マンガ】どうなる!? 息子2人の大学受験…イマドキ保護者の悶えるホンネ <第17回>言えなかった言葉

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大学生と高校生のお子さまを持つマンガ家、よしだゆうこさん。息子さんたちの大学受験を前にして、セキララな保護者のホンネをマンガでお届けします!

※前回はこちら

不合格がわかり、子どもにどう声をかけるか。

まずは、受験に向けての努力をねぎらおうと「よくがんばったな」と言ったものの、すぐに否定されてしまいました。

報われない努力があることは、みんなわかっています。がんばればがんばるほど、結果が伴わなかった場合はショックが大きい。それでも、結果が出なかったとしても努力が残る。しかし長男はショックを受けているように見えず……それが私にとってショックでした。燃え尽きることもできず、長男はやり残した感情が残ってしまいました。

親は子どもをよく見ているので、これは実際厳しいなと思うことは何度もありました。でも、「大丈夫だよ」「信じていこうぜ」と励まし続けました。それしかできなかったからです。

残念な結果にはなりましたが、だからといって子どもを責めることもできません。彼には彼の人生があり、不合格は通過点であることもわかっていますし、何より責めても結果は変わりません。

ただ……割と一生懸命応援していたので「がんばったな」くらいは言いたかったなあ!!
これは親のボヤキです!!

《やる時にやっておかないと後悔するよ!》ということを、よりにもよって受験で学んだ長男。これからの人生で役立つ日が、きっと来ます。

\過去のマンガはこちら/

<第1回>長男の受験、次男の経験
<第2回>ナゾだらけの受験制度
<第3回>遅すぎるスタート
<第4回>高校生は忙しい!
<第5回>チャンスの数だけ…
<第6回>いざ!感染症対策
<第7回>お正月の誘惑
<第8回>親にできること
<第9回>受験生家族の過ごし方
<第10回>フルタイム入試
<第11回>入試直前の宣言
<第12回>母のストレス、表面化する
<第13回>息子の背中を見送る日
<第14回>さらば受験生
<第15回>運命の2月
<第16回>ブラックコーヒーの味

プロフィール


マンガ よしだゆうこ

男子母歴20年以上のイラストレーター、漫画家、グラフィックレコーダー。
マンガでわかるデザイン本「デザイナーじゃないのに!」(ソシム)共著。
「息子が大きくなりまして」(マイナビニュース)連載中。インドア派だけど旅行好き。

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