算数「速さ(流水算・時計算)」[中学受験]
問題5 |
イチローくんの夏休みの日課は水泳です。毎日、午前10時から11時の間に家を出てプールに行き、午後1時から2時の間に帰ってきます。 ある日、プールから帰ってきて時計を見ると、時計の長針(ちょうしん)と短針の位置が、家を出たときとちょうど入れかわっていました。 さて、家を出たのは何時何分だったでしょうか。 (ツカム先生 オリジナル問題) |
<問題5の考え方と答え> |
家を出たときと、帰ってきたときの時計をかいてみて、 長針と短針がそれぞれどれだけ動いたか? 調べておきます。 帰ってくるまで、3~4時間の間だから、長針と短針の動いた角度の和は、 360 × 4 = 1440(°) です。 上の図をよく見て理解してくださいね。 では、これだけ動くのにかかった時間は? 1440°を、長針は1分間に6°、短針は0.5°動くので、 このとき、長針と短針がつくっている小さいほうの角度は? 短針が動いた角度だから、 もう一度整理して図をかきますね。 10時ちょうどのときの、小さいほうの角度は60°だから どうでしたか? |
さて、今回は速さの中の「流水算」「時計算」を取り上げました。
いろいろなタイプの問題がありすぎて…むずかしいや、と思わないでくださいね。
算数は基本がすべてです。
基本を完ぺきにマスターしていれば、問題の本質が見えてきて、必ず応用問題も解けるようになります。一度解いて「わかった!」と感じても、時間をおいて何度も解いて、この単元をキミのモノにしてくださいね。
合格総理大臣 ミスター・ツカム