算数「速さ(流水算・時計算)」[中学受験]
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問題3 | ||
(1)静水での船の速さは時速何kmですか。 (2)川の流れの速さは時速何kmですか。 (3)船がA地、B地間を往復するのにかかる時間は、休みをふくめて何時間何分ですか。 (神奈川大学附属中 2008年) |
<問題3 (1)の考え方と答え> |
まず、それぞれのグラフの直線部分は、どんな状態なのか? を、しっかりと理解しておきましょう。 図にかきこんでみます。 ![]() ![]() つまり、 (下りの速さ)−(浮き輪の速さ = 川の流れの速さ) で、距離が増えていきます。 基本公式は 下りの速さ = 船の静水時の速さ + 川の流れの速さ なので、 これは、この船の静水時の速さを表していますよね。 グラフから、5 kmを30分で進んでいるので、 5 ÷ 0.5 = 10 ![]() |
<問題3 (2)の考え方と答え> |
![]() 基本公式 上りの速さ = 船の静水時の速さ − 川の流れの速さ より、 ![]() ![]() ![]() 船は止まっていて、浮き輪は川の流れに乗って下流へ流されているので、船と浮き輪の距離はちぢまっています。 距離は 5 − 4.5 = 0.5(km)ですね。これを浮き輪が15分で流れているので、流れの速さは、 ![]() ![]() |
<問題3 (3)の考え方と答え> |
問(1)(2)から、次のことがわかります。 上りの速さ 10 + 2 = 12 → 時速12km 下りの速さ 10 − 2 = 8 → 時速 8km 船は30分かけてA地からB地に進んだので、その距離は、 ![]() よって、往復にかかる時間は? (A地→B地)+(休み)+(B地→A地) を計算すればいいんですね。 ![]() ![]() |
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