今からはじめる高校入試対策!得点アップにつながる英作文の勉強法 出題傾向と問題演習のコツまで 【記述力対策~英語編~】

3年生も後半に入り、本格的に受験勉強をスタートしようと決意された方も多いのではないでしょうか。高校入試記述力対策シリーズ第4回目は、英作文の対策についてです。

難しいと思われがちな英作文問題ですが、他の教科と同様に、きちんと対策をすれば点数は必ずアップします。
高校入試で出題される英作文の傾向をつかみ、今から対策していきましょう。

・第1回 今からはじめる高校入試対策!数学の証明問題で意識すべき3ステップとは?【記述力対策~数学編~】

・第2回 今からはじめる高校入試対策!国語の記述力を効率的に上げる4つのポイントとは? 【記述力対策~国語編~】

・第3回 今からはじめる高校入試対策!苦手な社会を得点アップにつなげる具体的は対策とは? 【記述力対策~社会編~】

この記事のポイント

高校入試の英作文問題の傾向

・ 場面設定や条件に合った英文を書く問題

英作文問題では、与えられた日本語を英訳する「和文英訳」問題や、「高校でやりたいこと」など、与えられたテーマについて指定語数内で自分の考えを書く「自由英作文」問題がよく出題されます。

最近はそれに加え、「留学生へのメール返信」などの日常生活でみられる場面設定に合わせて、書き出しや内容、語数など決められた条件にしたがって書く問題が増える傾向にあります。

すなわち、昨今の高校入試では「場面設定や条件に合った」英文を書く力が求められています。

・ 自分の意見や状況に合った発言を考えて書く問題

また、英文を読んで自分の意見を書く問題や、会話文の状況に合った発言を考えて書く問題も出題されています。
自分の意見を述べたり、相手の意見を聞いたうえで自分の考えを伝えたりといった、実際のコミュニケーションでも必要とされる実践的な力が求められる傾向があります。

またグラフや図表などの資料を読みとる長文読解問題の増加にともない、資料を読みとって英文を書く、いわゆる「思考型の問題」も増加傾向にあります。

  • ・「場面設定や条件に合った英文を書く力を求める問題」が増加傾向にある。
  • ・自分の意見を述べたり、会話の中で発言したりする実際のコミュニケーションを想定した問題が増加傾向にある。
  • ・資料を読みとって英文を書く「思考型の問題」も増加傾向にある。

問題演習で対策するときのコツ

英文を書く力を高めるには、なにより自分で書いてみることが大切です。

公立高校入試の英語の問題は県によって出題傾向に特徴があるので、まずは自県の過去問を確認することが大事です。

さらに他県の問題でも、自県の出題に似たような問題や最近の傾向である「場面設定や条件に合った英文を書く問題」や「思考型の問題」を解いて、英作文の「力」をつけていきましょう。そのときのコツをいくつかあげます。

・ 場面設定や条件をしっかり読みとる

「場面設定」にはメールに返信する、会話文で質問に答える、資料を見て答えるなどがあります。どのような状況で何を答えればいいか把握しましょう。

また、英文何文以上、何語以上、書き出しの言葉が与えられている、などの「条件」はないか、確認しておきましょう。

・ 書くことをまとめ、自分が英語で書けそうな内容に置き換える

場面設定や条件に合わせて書くことをまとめます。
何を書くかは、まず日本語で考えると思いますが、難しい日本語は自分の書ける英語に置き換えて組み立てていきます。

例えば「〇〇さんは絵画鑑賞を好むので、美術館に連れていきたい」は「〇〇さんは絵を見ることが好きです。一緒に美術館に行きたいです」などと自分が英語で書けそうな内容に置き換えていきます。

また、慣れてきたら、考える時間や書く時間を意識してみましょう。本番では時間切れにならないよう、注意が必要です。

・ 条件に合っているか、スペルミスなどないか見直しをする

書いた英文が条件に合っているか、文法やスペルミスなどないかは必ず見直しをする癖をつけて、ケアレスミスを防ぎましょう。

条件に「理由も述べる」とあれば、それが書かれているか、文数や語数の条件があれば数が満たされているかなどを最後に必ず確認することが大切です。

・ 模範解答と見比べる

模範解答と自分の解答は必ず見比べて、ほかによりよい書き方がないかを確認します。

スペルミスに気づいたら、ノートに英単語と意味を書き出しましょう。文法に間違えがあったら、その文法を説明している教科書や参考書で確認しましょう。

書ける英単語の数を増やすことが、英作文をミスなく書く力に繋がります。模範解答はそのまま覚えてしまうことも有効です。

  • ・過去問で傾向を確認する。
  • ・場面設定や条件をしっかり読みとる。
  • ・書くことをまとめ、自分が英語で書けそうな内容に置き換える。
  • ・条件に合っているか、スペルミスなどないか、見直しをする。
  • ・模範解答と見比べる。

日頃から英語で話したり、書いたりする

例えば、家族や友達との会話で「〇時に帰宅する」「日曜日に〇〇に行こう」など、簡単な内容を英語で言ってみたり、メールを書いたりと日頃から英語で考えて発言してみましょう。授業で習ったばかりの英文を日常で使うことで、英語力アップの近道になります。

覚えた英文の単語を少し変えればさらに多くのことを伝えられることができ、英文を書くことが楽しくなっていくでしょう。自然に語彙力が増えて、文法力もアップしてきます。

まとめ & 実践 TIPS

いかがでしたか。英作文の問題は、英文を書くことに慣れれば得点力アップに繋がります。自分が書ける英単語や文法を使って条件に合った正しい英文で表現できれば、確実に点数がつくからです。
受験までの残りの期間を、楽しみながら英語を使い、英語に慣れ、得意科目にしていきましょう。

株式会社プランディット 英語課 日根(ひね)
編集プロダクションの株式会社プランディットで、進研ゼミを中心に、小学校から高校向けの英語の教材編集を担当。

プロフィール

株式会社プランディット

1988年創業のベネッセ・グループの編集プロダクションで,教材編集と著作権権利処理の代行を行う。特に教材編集では,幼児向け教材から大学入試教材までの幅広い年齢を対象とした教材・アセスメントの企画・編集を行う。

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