【吉村作治さん】学校を子どもたちのテーマパークにしたい
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いつか失敗を自慢できる子どもになってもらえるように

僕はいつも学生たちに、「失敗を自慢できる人間になるように努力しなさい」と言っています。成功しないと失敗を自慢できないですから。何回か失敗したって、最終的に成功すればいいんです。その体験を自慢しながら語れるときがやってくれば、その失敗はとても重要な経験になります。
先生は子どもたちを楽しませるガイド役

今、先生になっている方々は、もちろん能力があるんでしょうけど、先生を仕事としか思っていない人が多すぎるんじゃないかと思います。子どもたちに「教えよう」なんてとんでもない。自分は子どもたちのテーマパークにいるんだと思って、どんどん子どもたちを楽しませてほしいですね。
メッセージ from Yoshimura

子どもにとって、もっとも身近な存在で、いつだって味方で、どんなことをしたってかばってくれるのは、親しかいません。それなのに、学校の成績を唯一の価値判断にして、子どもに無理やり知識を詰め込もうとすると、子どもは親を警戒するようになります。逆に、少し放っておくぐらいの気持ちでいると、子どもは親に関心が向いて、親を喜ばせるために、勉強とかお手伝いとか、いいことをしようとがんばるものじゃないでしょうか。
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