2024/03/12
小中高校の学習指導に関する調査2023
調査の背景・目的
2023年度となり、GIGAスクール構想は3年目を迎えました。また、新しい学習指導要領は、2020年度より小学校で全面実施され、その後、中学校や高校でも、順次実施されています。
このような環境変化のもと、ベネッセ教育総合研究所では、2023年8月末から9月中旬にかけて、全国の公立の小学校・中学校、および国公私立の高等学校の教員を対象に、学習指導の実態や意識を把握することを目的に調査を行いました。
このダイジェスト版では、2020年、2021年からの経年変化や、一部には、2010年、2016年からの変化も示しています。学校での教育実践や今後の教育を考える際に、ぜひお役立ていただけたらと思います。
なお、調査の実施にあたりましては、お忙しい中、多くの学校・先生方にご協力いただきました。心より感謝申し上げます。
このような環境変化のもと、ベネッセ教育総合研究所では、2023年8月末から9月中旬にかけて、全国の公立の小学校・中学校、および国公私立の高等学校の教員を対象に、学習指導の実態や意識を把握することを目的に調査を行いました。
このダイジェスト版では、2020年、2021年からの経年変化や、一部には、2010年、2016年からの変化も示しています。学校での教育実践や今後の教育を考える際に、ぜひお役立ていただけたらと思います。
なお、調査の実施にあたりましては、お忙しい中、多くの学校・先生方にご協力いただきました。心より感謝申し上げます。
報告書を一括ダウンロードする
≫ PDFダウンロード調査の概要
調査テーマ
GIGAスクール構想3年目における小・中・高等学校の学習指導の実態と教員の意識
調査時期
2023年8月末~9月中旬
調査対象
全国の公立の小学校・中学校および国公私立の高等学校の教員
【小学校】ご協力いただいた学校 943校、教員 3,012名
【中学校】ご協力いただいた学校 777校、教員 2,450名
【高 校】ご協力いただいた学校 944校、教員 3,244名
*学校抽出:全国の小学校、中学校、高等学校のリストより、都道府県の教員数に応じた抽出確率で無作為に抽出した。
*教員抽出:小学校は、学級担任をしている教員、中学校は、国語・社会・数学・理科・外国語のいずれかを担当している教員、高校は、国語・地理歴史・公民・数学・理科・外国語のいずれかを担当している教員を調査対象とした。校長先生に対して、担当学年、担当教科、年齢、性別を考慮した各学校6名の教員の抽出を依頼した。
【小学校】ご協力いただいた学校 943校、教員 3,012名
【中学校】ご協力いただいた学校 777校、教員 2,450名
【高 校】ご協力いただいた学校 944校、教員 3,244名
*学校抽出:全国の小学校、中学校、高等学校のリストより、都道府県の教員数に応じた抽出確率で無作為に抽出した。
*教員抽出:小学校は、学級担任をしている教員、中学校は、国語・社会・数学・理科・外国語のいずれかを担当している教員、高校は、国語・地理歴史・公民・数学・理科・外国語のいずれかを担当している教員を調査対象とした。校長先生に対して、担当学年、担当教科、年齢、性別を考慮した各学校6名の教員の抽出を依頼した。
調査方法
郵送による依頼:校長先生に対して、教員に回答いただくよう依頼。
WEBによる回答(質問紙調査):依頼を受けた教員はWEB画面にアクセスして回答。
WEBによる回答(質問紙調査):依頼を受けた教員はWEB画面にアクセスして回答。
調査項目
【小中高共通】
1人1台端末の導入・利用環境/授業などでのICT機器の活用/1人1台端末(ICT機器)の効果と影響/GIGAスクール構想の実現度/教科の授業方法/外国語の指導と評価/学習履歴の活用/定期試験の内容・回数(中・高校のみ)/児童・生徒の様子/指導観/児童・生徒の資質・能力の育成/指導・組織・仕事に関する意識 など
【小・中学校のみ】
宿題/1人1台端末の家庭での活用 など
【高校のみ】
探究活動のテーマ・内容/進路指導の実態・課題 など
1人1台端末の導入・利用環境/授業などでのICT機器の活用/1人1台端末(ICT機器)の効果と影響/GIGAスクール構想の実現度/教科の授業方法/外国語の指導と評価/学習履歴の活用/定期試験の内容・回数(中・高校のみ)/児童・生徒の様子/指導観/児童・生徒の資質・能力の育成/指導・組織・仕事に関する意識 など
【小・中学校のみ】
宿題/1人1台端末の家庭での活用 など
【高校のみ】
探究活動のテーマ・内容/進路指導の実態・課題 など
調査監修・協力・企画・分析メンバー
【調査監修】
耳塚 寛明 お茶の水女子大学名誉教授、青山学院大学客員教授
子安 潤 中部大学現代教育学部教授
稲垣 忠 東北学院大学文学部教授
【企画・分析】
岡部 悟志 ベネッセ教育総合研究所主任研究員
中垣 眞紀 ベネッセ教育総合研究所主任研究員
橋本 尚美 ベネッセ教育総合研究所主任研究員
耳塚 寛明 お茶の水女子大学名誉教授、青山学院大学客員教授
子安 潤 中部大学現代教育学部教授
稲垣 忠 東北学院大学文学部教授
【企画・分析】
岡部 悟志 ベネッセ教育総合研究所主任研究員
中垣 眞紀 ベネッセ教育総合研究所主任研究員
橋本 尚美 ベネッセ教育総合研究所主任研究員
ダイジェスト版の内容(目次)
-
調査によせて・結果ハイライト(p.2~3)
-
調査概要・基本属性(p.4~5)
-
Part1 GIGAスクール構想のもとでのICTの整備・活用(p.6~16)・1人1台端末やデジタル教科書の導入状況
・1人1台端末の利用環境の充実度
・授業でのICT機器の活用頻度(教員、児童・生徒)
・ICT機器の活用内容(教員、児童・生徒)
・1人1台端末の効果・影響(教員、児童・生徒)
・教員が捉えるGIGAスクール構想の実現度 -
Part2 新学習指導要領のもとでの学習指導(p.17~27)・教科の授業内容・方法
・高校における探究活動のテーマ・内容
・宿題の頻度と時間
・1人1台端末の持ち帰り頻度と使い方
・小学校の外国語の授業と評価
・中学校・高校の外国語の指導と評価
・学習履歴の活用実態
・定期試験の内容と回数 -
Part3 児童・生徒の資質・能力の育成と教員の指導観・学校環境(p.28~35)・児童・生徒の様子
・教員の指導観
・教員が高めようとしている資質・能力
・教員が高まっていると思う資質・能力
・資質・能力を高めるための授業の工夫
・指導や組織、仕事について