算数「点の移動・図形の移動」[中学受験]

問題3
図一辺が3cmの正方形を、右の図のように組み合わせました。
そのまわりを、半径が1cmの円をすべらせることなく転がし、一周させました。次の問いに答えなさい。ただし、円周率は3とします。

  (1)円の中心の通った道のりを求めなさい。
  (2)円の通ったあとの面積を求めなさい。
(郁文館中 1999年)
<問題3 (1)の考え方と答え>
とりあえず、どんな感じになるのか図をかいてみます。

図





図



    3 + 2 + 2 = 7(cm)



    

求める全体の長さは4倍なので、
    (7 + 3)× 4 = 40
(答え) 40cm
<問題3 (2)の考え方と答え>


円の通った部分は、次のように分けて考えることができます。

図



このように分解して和を求めます。



    = 6 + 6 + 7.75
    = 19.75

したがって、求める全体の面積は、

    19.75 × 4 = 79
(答え) 79cm²

プロフィール



大人気メールマガジン「コロンブス的・超発想で中学受験を成功させる方法」の発行人で、中学受験カウンセラー。メルマガは殿堂入りを果たす。理科・替え歌暗記法のCD『愛のメモリーTM』も作成。

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