算数「面積と角度」[中学受験]

問題3


図
(久留米大学附設中 2007年)
<問題3の考え方と答え>


    
    = 3.14 − 2
    = 1.14(cm²)


でも、円の直径が正方形の対角線になっています。

このパターンはよく出てきますから、覚えておいてください。
小さいほうの円に注目して、図をかきます。

図


ここで確認しておきましょう。
正方形の面積の求め方は次の2通りがありますね。

    正方形の面積 = 1辺 × 1辺

    正方形の面積 = 対角線 × 対角線 ÷ 2




正方形の面積は 2 × 2 = 4(cm² ) です。

対角線の長さを R とすると、正方形の面積は、

    R × R ÷ 2 = 4  となり、
    R × R = 8   となりました。

次に、小さいほうの円の半分の面積を、Rを使って式に表してみます。

    

整理すると、

    

    R × R = 8    だから、

半円の面積は、

    



    3.14 − 1.14 = 2(cm² )
(答え) (1)1.14cm²  (2)2cm²

プロフィール



大人気メールマガジン「コロンブス的・超発想で中学受験を成功させる方法」の発行人で、中学受験カウンセラー。メルマガは殿堂入りを果たす。理科・替え歌暗記法のCD『愛のメモリーTM』も作成。

子育て・教育Q&A