「他の人の身になって考える」ってどんなこと!? 適性検査で役立つ「社会を見つめる力」

■実際のデータで見る、サポートを必要とする人たち

それでは、高齢者や障がいのある人の数を見てみましょう。


総人口と高齢者数(平成16年10月1日現在 単位:千人)


障がい者数(「障害者白書 平成19年版」より)


データによると65歳以上の高齢者は平成16年度で過去最高の約2488万人、実に日本の全人口の20%近くにもなっています。そのうち90歳以上のお年寄りがこの年、初めて100万人を超えました。
それでは障がいのある人たちのデータを見てみましょう。障がいのある人の数は約656万人。そのうち身体に障がいのある人たちはおよそ半分の約352万人に及びます。
お年寄りや障がいのある人たちは思うように動けないことも多いので、さまざまなサポートが必要です。そういう人たちに対し、地域に住む人々を含め、街ぐるみで配慮をしていくことが大切です。それこそが、もっか国を挙げて取り組んでいる「バリアフリー」の根幹をなす考え方だといえます。


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「進研ゼミ小学講座」は2020年新課程に対応して、リニューアル。基礎から応用までの学力向上はもちろん、自ら学ぶ姿勢を身につける。
学んだ知識を使って、自分なりの答えを導き出す。そんな体験を繰り返すことで、「自ら考え表現する力」を育んでいきます。

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