子どもの勉強をどの程度フォロー?まるつけはいつまで?アンケートから見えた傾向とは?

お子さまの学校の宿題や日々の学習、テスト勉強をどのくらいフォローすればいいのか迷うこともあるのではないでしょうか。「まるつけはいつまで?」「何年生まで親が教えるべき?」と疑問に思うこともあるかもしれません。
そこで、小中高生の保護者にお子さまの勉強をどの程度フォローしているかのアンケートを実施し、603名の保護者からご回答いただきました。(調査期間:2021年11月26日~2021年12月8日)

この記事のポイント

85%の保護者が「勉強に取りかかるように声かけ」を実施

「お子さまの勉強をどの程度フォローしていますか?」との質問への回答のTOP3は次の通りとなりました。

1位「勉強にとりかかるように声かけをする」85%
2位「分からない問題を教える」66%
3位「まるつけをする」49%

1位となった「勉強に取りかかるように声かけをする」は、全体だけでなく学年別に見ても1位という結果になりました。学年別の傾向を見ていくと、小1で87%、小2で89%と小学校低学年で特に高く、小学校中学年・高学年になるにつれ徐々に減少。小6では78%となっていました。これは、学習習慣が次第に身に付いていった影響と思われます。しかし、中1では86%と再度上昇し、以降はそのまま高い数値をキープ。進学や受験勉強を機に家庭でも細やかなフォローがされている様子がうかがえました。

フリーアンサーをみると、各家庭でお子さまに合った声かけの工夫をしている様子も見られました。

「勉強するといいことがあるよう気分をもりあげます(小2)」

「『今日の予定は?』とだけ声をかけます(小3、小6)」

「声掛けはするけど見ると小言を言いたくなるから見ない。出来ていなかったとしても担任の先生には申し訳ないけどお任せしてます。(小6)」

お子さまの気持ちを高めたり、お子さま自身の気付きを促したり、最低限の声かけにとどめて自主性を尊重したりと、お子さまの性格やタイプに合わせてさまざまな声かけのバリエーションがあって興味深いですね。

「分からない問題を教える」は小6から二極化

全体で2位(66%)となった「分からない問題を教える」は、特に小5までで高い数値となりました。学習内容も難しくなる小6以降は保護者のサポートの有無も二極化。高校では保護者が分からない問題を教えることは稀になるようです。

なお、中1では57%、中3では52%とやや数値が上昇。これは、進学時や受験勉強のフォローを保護者が行っているためと思われます。

フリーアンサーを見ると中学校以降は「聞かれたら答える。分からない所は一緒に考える(中1)」との声が多く見られ、お子さまの意思を尊重する様子がうかがえました。

「まるつけをする」は小4を境に変化あり!

3位(49%)となった「まるつけをする」は、子ども自身で取り組みづらい低学年ほどサポートの割合が高い傾向が見られました。しかし、小4を境に保護者のサポートに変化がある結果に。徐々に子ども自身でまるつけに移行する家庭が増加していくことがうかがえました。

フリーアンサーを見ると、低学年のまるつけサポートはただまるをつけるだけでなく、その前段階からフォローをしている様子が見て取れました。

「漢字ドリルのテストがあるので、私がノートに書き出して問題を作り、書いてもらっています。間違えたところを書き出してさらに書いてもらっています。(小3)」というように、取り組むべき勉強内容や取り組み方も保護者が工夫してサポートしているご家庭も多いようです。これらのサポートで、お子さま自身で勉強の計画を立て、学習習慣を身に付けることにつながっていきそうですね。

お子さまの年齢や性格に応じたフォローの工夫も

「お子さまの勉強をどの程度フォローしていますか?」との質問に寄せられたフリーアンサーからは、お子さまの年齢や特性に合わせたご家庭の工夫が見えてきました。3つの方法をご紹介しますので、ぜひ皆さまのご家庭での声かけの参考にしてみてください。

取り組みたくなるしかけでフォロー

「その日に取り組むことを箇条書きして机の上に置いておき、寝るまでの好きな時間に取り組むことを決まりにしています。全て取り組めた日にはシールを貼れます。4月から今日まで、シールが貼れなかった日はありません。(小1)」

勉強すべき内容を洗い出すだけでなく、勉強への楽しみも演出しているのがいいですね。楽しみながら、学習習慣を付けていけそうです。

テスト勉強の計画をフォロー

「学校でテスト二週間前に計画表が配布されるので、計画を立てています。基本本人がやりますが、テスト前の追い込み時期には何を勉強すべきかなど相談してくることがあるので、それは一緒に考えています。最初のテストだけはわたしが計画を立てていましたが、反発もするので本人のやりたいようにさせています。まだまだ時間があると思ってなかなか取りかからないときも多いので声掛けはしています。あとは問題をコピーして繰り返しできるようにしています。(中1)」

テスト範囲も広くなる中学校のテストでは、テスト勉強の計画がカギ。最初のテストでお手本を見せることができれば「どうやって計画すればいいかわからない」「計画できずにテスト勉強が終わらなかった」という事態も防げそうです。

暗記のフォロー

「テスト前は家族皆で食事中に暗記問題を出したりしています。(中2)」

コツコツ続けなければならず、心も折れてしまいがちな暗記。家族みんなでクイズ大会のように取り組むことで、お子さまも楽しく暗記を進めていけそうですね。

まとめ & 実践 TIPS

お子さまの勉強へのフォローは、低学年では計画や勉強内容の選定まで細やかにフォローし、中学年・高学年となっていくにつれ、徐々にお子さま自身の自主性に任せていく様子が見られました。また、多くのご家庭でお子さまの性格やタイプに合わせてサポートの仕方を工夫する様子も。適切なフォローで、お子さまにあった学習習慣づくりをサポートしていけるといいですね。

アンケート概要
調査地域:全国
調査対象:小学生・中学生・高校生のお子さまをお持ちの保護者のかた
調査期間:2021年11月26日~2021年12月8日
調査手法:Webアンケートによるベネッセ調べ
有効回答数:603名

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