保護者も知りたい!定期テストで好成績を取るヒケツ<国語> 【大学受験】

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お子さまの成績を左右する定期テスト。できるだけよい成績が取れるよう、サポートしたいところですよね。そこで、定期テストでいつも成績上位者にランキングされていた先輩たちに、好成績を取るヒケツを聞いてみました。今回は、国語のヒケツをご紹介します。

<古典のヒケツ> 古典は音読して覚える

成績上位者によると、古典のヒケツは「音読すること」。音読して読むことで、古文特有のリズムをつかめたり、単語の意味がわかったりするようです。古典の理解を深めるためにも、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

先輩たちがどうやってこのヒケツを実践していたか、その体験をのぞいてみましょう。

体験談
古文と現代語訳を順番に音読して覚えた」

古典の勉強は、とにかく音読をしました。テスト範囲のワークなどは、ひと通り読んで問題を解き、答え合わせをしたあとで、文節で切って、古文→訳の順で読み、新出単語は単語帳に書いて覚えました。こうすることで、少ない時間でも効率的に暗記できたのでよかったです。
(三重大 人文学部)

「暗記する意気込みで古文を音読した」

古典の勉強で一番大切なことは、古文を音読することだと思っています。自宅で古典の勉強をするときは、必ず大きな声で音読していました。古文独特のリズムに慣れることは、問題を解くうえでも大切だったと思います。
いつも暗記する意気込みで音読していれば、定期テストで現代仮名遣いに直す問題も、空欄補充問題も難なく解くことができました。また、授業で取り扱った重要語句は必ず暗記するように心がけていました。しっかりやれば、80点は取れると思います。手を抜かずに勉強すれば、定期テスト対策が入試にも役立ちますよ。
(茨城大 農学部)

「音読学習は入試にも役立つ勉強法!」

テスト範囲の文章の原文と現代語訳をひたすら音読して覚えました。内容を覚えられるだけでなく、古文特有のリズムをつかめたり、単語の意味がわかったりするので、定期テストだけでなく、後々のセンター試験(2021年度より大学入学共通テスト)や国公立個別試験にも役立ちました。試してみる価値はあると思います。
(大阪大 法学部)

<漢文のヒケツ> 白文にレ点や一二点をつける演習をする

漢文のテスト対策として避けて通れないのが句形や単語の暗記です。成績上位者は、白文にレ点や一二点をつける演習を行って、記憶に残るよう工夫していた様子です。

体験談
「白文を用意して、レ点、一二点をつける演習を繰り返した」

これは漢文の定期テスト対策としてよく実践していた方法です。とにかく、教科書の漢文を白文にしてノートに写します。それをコピーして、何度も自分でレ点やふりがなを書き加えたり、現代文に書き直したりして、テスト対策をしました。
(東京女子大 現代教養学部)

まとめ & 実践 TIPS

定期テストの成績上位者によると、国語で好成績をとるヒケツは、古典は「音読すること」、漢文は「白文にレ点や一二点をつける演習をすること」のようです。次の定期テストでは、こんな耳より情報をお子さまに伝えることで、さりげないサポートを試みてはいかがでしょうか?


出典:マナビジョン
成績上位者の対策はココが違う!定期テスト成功のオキテ<国語>
https://manabi.benesse.ne.jp/daigaku/nyushi/student/study/study058/index.html

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