遊びのレシピ集「第20回 毛糸でリリアン編み【前編】~あやとりひも~」

東京おもちゃ美術館と、チャイルド・リサーチ・ネット(CRN)が東日本大震災の被災地支援のためにつくった「遊びのレシピ集」から、身近なものからおもちゃをつくって遊ぶヒントをご紹介します。

第20回 毛糸でリリアン編み【前編】~あやとりひも~

今回は、毛糸で編む、太いひもの編み方を紹介します。あやとり用のひもは、1本の毛糸を輪にするだけでもできますが、この編み方をすると、丈夫で手触りの柔らかなひもになります。



用意するもの

  • 毛糸(1玉)
  • はさみ

<つくり方>
(1)毛糸の端(しっぽ)を少し残して輪をつくります。輪の中に指を入れてしっぽのほうを図のように指で引っ張り出し、引き締めて輪っか状の結び目を作ります。




(2)この輪っかに、右手の親指と人差し指を入れて、今度は毛糸の長いほうを引っ張り出し、結び目を引き締めます。左手の人差し指に毛糸の長いほうをかけ、親指と中指でしっぽのほうをしっかりつまんでおくと編みやすくなります。




(3)(2)を繰り返します。輪に2本の指を入れ、ぎゅーっと引っ張る。これを繰り返しながら長く編んでいきます。編み目が見えなくなるくらい、糸を締めながら編むのがコツ。適当な長さのところで切り、端と端を結んで輪にすれば、あやとりひもの完成です。


さまざまなひもを自分で編んだ経験のあるかたが身近にいらっしゃれば、ぜひ一緒にやってみてください。

記事提供/遊びのレシピ集(動画)


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