「光る!宇宙の世界」身近な材料に蛍光ペンを塗りブラックライトで光らせよう【おうちで知育工作】
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子どもが集中力を発揮するには、楽しさや面白さが必要です。子どもにとって、自分が「作りたい」と思えて、今の技術力で作ることができる工作に取り組むことは、楽しく面白いものです。
手を使ったり、頭を使って考えたりしながら工作をすることは、将来の学ぶ力を身に付けることにもつながります。
今回は、親子で一緒に楽しみながら作ることができる、暗闇で光るロケットやUFOをご紹介します。完成したあと、ブラックライトで光らせると、家族みんなで「わー、すごい!」と楽しめると思います。
この記事のポイント
家にあるもので「宇宙の世界」を作ろう!
蛍光ペンでお絵描きをして暗い場所に持って行き、ブラックライトで照らすのがお気に入りの娘。
こうすると、お絵描きしたところが暗闇で美しく光るのです。
ある日、いつものようにお絵描きをしていた娘が
「ママ!宇宙だよ!」
と作品を見せてくれました。
どれどれ……おおっ! ロケットや星、宇宙人がいて、楽しそう!
そうだ、これを立体にしてみたら、面白いんじゃない!?
そんなわけで、家にあった紙コップや紙皿を使い、「宇宙の世界」を作ってみました!
今回は、その中から「UFO」「ロケット」「ロケット発射台」の作り方をご紹介します。
用意するもの
・材料
紙コップ 4個
プラカップ 1個
紙皿 2枚
画用紙
綿棒 24本
・使うもの
はさみ
蛍光ペン
セロハンテープ
のり
ブラックライト
作り方
1. まず、「UFO」を作ります。紙コップを、写真のように切り抜きます。
2. 蛍光ペンで、宇宙人の絵を描きましょう。
3. 「2」の宇宙人を、プラカップの内側にセロハンテープで留めます。
4. 紙皿に、好きな柄を描きます。
5.「4」の紙皿と、もう一枚の紙皿を写真のように合わせ、テープで留めます。
6.「5」の上に、「3」をテープで留めます。
7.「1」の紙コップを、底から2cmくらいのところで切り取り、ペンで好きな柄を描きます。「6」のプラカップの上にかぶせ、輪にしたテープで留めましょう。「UFO」の完成です!
8. 次は「ロケット」を作ります。紙コップを3つ、写真のように積み重ね、テープで留めます。
9. ロケットに羽根を付けます。画用紙を三角形に切り抜き、端を1cmほど折って、真ん中の紙コップにのりで貼り付けます。
10.ペンで好きな絵・柄を描いて、ロケットの完成です!
11.最後に「ロケット発射台」を作ります。綿棒の両端に速乾木工用ボンドを付けて、30分ほど乾かしましょう。写真のように、不要な紙をジャバラに折って、その上に置くのがおすすめです。
12.ボンドが乾いたら、3本取り、三角形になるように接着させます。
13.上に3本足して、三角錐(すい)を作ります。
14.残りの綿棒で三角錐を3つ作ります。4つの三角錐を、写真のように並べて接着させます。
15.好きな色を塗り、「発射台」の完成です!
遊び方
1. 出来上がった作品を並べてみましょう。「ロケット」は「発射台」の中に置いてくださいね。背景に、蛍光ペンで描いた惑星や星を貼ってみました。
2. 部屋を暗くして、ブラックライトで照らすと……宇宙の世界が、浮かび上がります!
もっと難度が高い「光る工作」に挑戦するなら
「ロケット発射台」に使った綿棒の三角錐については、もっと難度が高い工作を以下の記事で紹介しています。興味があれば挑戦してみてくださいね。
綿棒で作る「光る星型八面体」立体図形に挑戦して達成感と驚きを味わおう!【おうちで知育工作】
https://benesse.jp/kyouiku/202007/20200731-1.html
まとめ & 実践 TIPS
今回は、紙コップや紙皿、綿棒などを使いましたが、トイレットペーパーの芯や、紙箱など、蛍光ペンが塗れる物であれば、さまざまな素材を使うことができます。お子さんの興味や技術力に応じて、宇宙人のおうちや流れ星など、宇宙にありそうないろいろな物を作ってみましょう。
参照:
手を使い、頭を使い、作り上げる。工作を通じて身につけられるもの
https://benesse.jp/kosodate/201505/20150501-4.html
子どもが自信を持てるようになる! 手先が器用な子どもに育てるには?
https://benesse.jp/kosodate/201605/20160530-1.html
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