簡単!牛乳パックでアニメ映写機を作ろう【おうちで知育工作】

お子さまの理科的探究心を育むためには、親子で一緒に考える、ともに調べてみるという親の姿勢も大切です。
今回は、身近にあるものを使って、幻想的なアニメが制作できる映写機の作り方をご紹介します。
映写するアニメーションのストーリーを考える段階も大切にして、ぜひ親子で話し合いながら楽しい作品をつくってみてください。

この記事のポイント

おうちで映写機が作れる?!

先日、娘が幼稚園で、懐中電灯を使った幻灯機を作ってきました。
プラバンに描いた絵を専用の懐中電灯で照らすと、娘が書いたハートや星が、壁や床に映し出されるのです。

「とっても面白かった! おうちでも作りたい!」と言う娘。

それでは家ではもう一工夫して……
背景を動かして、簡単なアニメーションを作ることができる映写機を考えてみました。

用意するもの

・材料

牛乳パック
色画用紙(装飾用)
B4サイズのプラバン(なければ他サイズでもOK)

・使うもの

はさみ
カッター
(※カッターを使う作業はケガのないよう、大人が見ているところで、または大人が行ってください)
セロハンテープ
のり
油性ペン
スマートフォンまたは懐中電灯

作り方

1. 牛乳パックの、飲み口の部分を切り取ります。

2. 底を、縁を1cm残して切り抜きます。

3. 側面の底から1cmのところに、カッターで6cmの切れ込みを入れます(赤い線を参照)。
これが、「主人公」のスライドを入れるスリットになります。

4. 「3」の切れ込みを上にして、今度は両側面の底から2cmのところに、カッターで6cmの切れ込みを入れます(青い線を参照)。これが「背景」のスライドを入れるスリットになります。

5. 光源には、光がなるべく拡散しないライトを使います。スマホについているライトがオススメです。スマホを光源にする場合は、注ぎ口側から3cmのところに、幅1cmのスリットを開けます。懐中電灯を光源にする場合、このスリットは必要ありません。

6. レトロな映写機風に装飾してみます。これまで開けたスリットに重ならないよう、幅14cmにカットした色紙をぐるりと巻き、裏側にセロハンテープで留めます。

7.「6」でカバーできなかった部分を、油性ペンで塗ります。

8.映写機のフィルムが巻かれている部分を、丸くカットした色画用紙を貼って、再現してみました。

9.「主人公」のスライドを作ります。プラバンを5×9cmに切り取り、下から7cmのところに線を引きます(線から下が、映写機の中に入ります)

10.物語の「主人公」の絵を、線より下の中心に描きましょう。どんなお話にしようかな?
今回は「気球に乗った少年が旅をする」ストーリーにしてみようと思います。

11.「背景」のスライドを作ります。プラバンを「5cm×プラバンの長辺」に切り取り、背景に映したいものを左端から順番に描いて行きます。

12.「主人公」のスライドを、上のスリットから差し込みます。

13.「背景」のスライドを、横のスリットから差し込み、反対側のスリットから少し引き抜きます。

14.ライトをオンにしたスマホをスマホ用スリットに差し込みます。ライトは光がスライドに当たるよう、下側に向けてください。

15.懐中電灯を使う場合は、注ぎ口側に置いてください。これで準備完了です!

遊び方

1.暗いところに映写機を置き、白い壁に近づけると……先程描いた主人公と背景が、一緒に映し出されます!

2.どんな物語が始まるのかな!? 少年、気球で空の旅に出ます。お見送りの人がいますよ。「いってらっしゃーい!」

3.背景スライドを動かすと……富士山が見えてきました!

4.次は……南の島!もう海の上をだいぶ進んできたんですね~!

5.その次は……なんと、スフィンクス! エジプト上空を飛んでいます!

6.わぁ! 今度は怪獣!? 火を吹いている!逃げろ~!!

7.少年、無事帰って来たようです。良かった~!「おかえりなさ~い!」

まとめ & 実践 TIPS

アニメーションのストーリーは、お子さんの年齢や興味、関心に応じていろいろなものが考えられると思いますが、例えばこんな物語はいかがですか?
 1.かわいい動物が、色々なご馳走を食べ進んで……最後には素敵なデザートが!
 2.お子さんが主人公。園や学校がゴール。その間にどんなものがあるかな? 背景に描いてみよう!
 3.探検家が主人公! さまざまなトラップをくぐり抜け、宝物までたどり着けるかな!?

お子さまが、今回の工作を通して「なぜ光をあてると映像が映るのかな?」と興味を持ったら、ぜひ親子で一緒にそのしくみについても考えてみてくださいね。


参照:
大人が理科を楽しむ姿勢を見て、理科好きの子が育つ
https://benesse.jp/kosodate/201605/20160525-1.html

プロフィール

工作アーティスト 吉田麻理子

工作アーティスト 吉田麻理子

1985年横浜生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。鎌倉の里山に暮らす。(株)リクルートライフスタイル在籍時の2012 年より工作家として活動を開始。2015年、同社を退職しフリーランスに。日々の暮らしや遊びの中で思ったこと・感じたことを、写真・文章・工作などで表現している。保育士向け情報サイト「ほいくる」・小学館「小学一年生」等で連載を持つ。2児の母。
https://kousakumariko.wixsite.com/home/gallery

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