【世界の中学生~上海(1)~】将来はエンジニアになりたい!

世界の中学生をリサーチし、お届けする今回は上海在住13歳の鄭秋果(ていしゅうか)さんのお宅におじゃましました。

 鄭秋果(ていしゅうか)さんは日本の中学校1年生に相当する初等中学1年生。習い事をたくさんやっています。ピアノ、学習塾、卓球、英語など。卓球を習っているのは中国ならではですね。平日、週末とも習い事や塾でとても忙しいのですが、規則正しい生活を心がけているので、休みの日も平日も生活リズムはあまり変わらないそうです。とても忙しいため、遊び、買い物などは冬休みや夏休みなどでないと本格的にできないそう。遊び盛りの中学生なのにちょっと大変そう……。

 

 


両親について質問しました

——お父さんのことはどう思う?

 

とてもいいお父さん。大好き。やさしいし、連休があれば遊びや旅行などに連れて行ってくれるから。家ではいつもお父さんが家事や食事の用意をします。料理はプロ並みにおいしいです! 普段は、お母さんよりもお父さんが料理するほうが多いですよ。料理の味もお父さんのほうがおいしいと思います(笑)。

 

——お母さんのことはどう思う?

 

完璧な人。できる女という感じ。どういうところが……は、ちょっと思いつきませんが、とてもいいお母さんだと思う。私の面倒もちゃんと見てくれるし……。若いし美人!

 

 

 通学はお父さんが送ってくれるとのこと。そんなお父さんっ子の鄭秋果(ていしゅうか)さんは、将来、生命工程師(ライフライン・エンジニア/バイオロジカル・エンジニア)(※)になりたいそうです。学校の科目では数学、科学、英語が得意。理数系、工学系の職業に興味があります。

 

でも、まだ興味があるというだけなので、大学に入ってからじっくりこういう分野について学んでみたいと思っているとのこと。中学生のうちから大学で学びたいことを決めているなんてしっかりしていますね〜。

 

※工程師(エンジニア)は中国の子どもに非常に人気のある職業(権威があり、専門技術を身につけているというかっこいいイメージ)。工学系、機械系、建築系などさまざまあるなかで、生物関連のことに特に興味があるためこの仕事を目標にしているとのこと。

 

 


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