知っておきたい!受験することのメリット、しないことのメリット【中学受験】
- 中学受験
「中学受験」という経験と私立中学校での学びを通して得られるものや出会う人たちは、公立中学校と少し違います。
納得した進路選択をするためにも、「中学受験」を〝すること〞〝しないこと〞のメリットを知っておきましょう。
中学受験をするメリットは?
例えばこんなこと
目標をもって勉強することは、学力の向上だけでなく、心の成長にも大きな影響を与えます。
小学生という早い段階でこのチャンスを得ることで、お子さまの可能性はさらに広がります。
●早めに進路について考えられる
小学生の段階でご家族で進路について話し合うことは、お子さまにとっても貴重な経験です。自分の将来やその可能性について考える機会を得ることで、自分がやりたいことや、目標を達成するためにしておくべきことへの意識が芽生えます。
●高度な学びにふれられる
10歳から12歳は脳の発達が著しく、技術や技能の習得に最も適しているといわれています。この時期に「中学受験」で求められるハイレベルな問題に取り組むことで、子どもたちは高度な読解力や思考力、そして発想力を身につけることができます。
●6年間、継続して物事に取り組める
中高一貫校では中学3年生の時点で高校の受験勉強のために時間を費やす必要がありません。例えば部活動や自分の好きなことも、途中でやめることなく継続して取り組むことができます。
中学受験をしないメリットは?
例えばこんなこと
時間に縛られず、この時期にしかできない遊びや貴重な体験、友達とのふれ合いをしっかり楽しむことができます。好奇心と感受性が豊かな時期のさまざまな経験が、将来の可能性を伸ばすことにもつながります。
●お子さまのやりたいことに時間を使える。
小学生の時は比較的、自分のやりたいことに思う存分取り組む時間があります。好きなことだからこそ自分で考え、行動する力がつくことも。中学受験をしなくても、高校受験をがんばることで、希望の進路実現は十分可能です。
●お金の負担が少ない
中学受験対策費と私立中学校に通う学費を合わせると、かなりの費用がかかります。公立中学校は、もちろん授業料は無料。受験でかかる分の費用を、お子さまの好奇心に合わせたその他の勉強や習い事に使うことができます。
●小学校の友達と地元の学校に通える
小学校6年間を一緒に過ごした友達と引き続き3年間同じ学校に通い、思春期の大切な時期に仲間との関わりを深めることができます。自分が住む土地を中心とした交友関係が自然と広がり、地元への愛着もわきます。
まとめ & 実践 TIPS
お子さま一人ひとりの個性が違うからこそ、中学校選びも決まった正解はありません。
受験をするメリット、デメリットについても、各ご家庭で重視されるポイントが異なることでしょう。
中学校は、お子さまの性格や成績はもちろん、やりたいことや友達関係など、お子さまの今とこれからをしっかり見極めて選んであげてください。
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