うちの子ちゃんと志望校考えてる? 中学生の進路相談で保護者が心がけるべきこと

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子どもが中学校に入った保護者の頭を悩ませるのが、進学先です。これまでは受験をせずに進学する人が大半でしたが、これからは違います。

「できるだけいい進学先に行ってほしい」と思う保護者の方も多いと思いますが、子ども自身がのんびりしていると、焦る気持ちが出てきますよね。

中学生の進路相談で保護者が心がけておきたいことを紹介します。

この記事のポイント

中学生の進路相談が本格化するのは中2から

地域にもよりますが、具体的な進学先について成績を交えて話をするのは中学2年生からということが多いです。

中学1年生から保護者と先生での個人面談を実施する学校もありますが、中学1年生の個人面談は、学校生活に慣れたかどうや学校での様子を知る機会としての一面が大きいです。中学1年生は進路についても、地域にある進学先にどんなところがあるのかについての情報が共有されたり、進学説明会の案内があったりという程度のようですね。

もちろん、中学3年生では、現実的な受験先や成績についての話し合いが行われます。

学年別の個人・三者面談の目的例

  • ・中1:中学生活と家庭生活の情報交換
  • ・中2:成績の話を含めた進学先について
  • ・中3:推薦・受験など現実的な進路相談

志望校が決まるまでにやらないと後悔すること

中学1年生の段階から進路をはっきり決めて努力してほしいと考える保護者は多いですよね。しかし、子どもが志望校を決めるには時間がかかります。

高校に通うのは子ども自身なので、子どもが志望校を決めるまで待ってもいいのですが、地域によっては中学1年の成績も高校受験に影響する場合があり、のんびりしていると成績が追いつかないという事態も考えられます。

家庭学習習慣など、志望校が決まってから慌てないための習慣もあるので子どもと相談しながら、習慣付けしたいですね。

受験までにつけたい習慣

  • ・高校受験を見据えた学習習慣をつける
  • ・テストの成績を見ながら弱点を補強する
  • ・塾や通信教育の利用について相談しておく
  • ・地区内の進学先について情報を共有する

反抗期の子どもと進路の話をするためのコツ

進路決めの主体になるのは子どもです。進学先も子どもの自主性を尊重しながら決めたいですよね。そのためには、保護者と子どもが普段から進路について話し合っておいた方がいいのですが、反抗期の子どもと頻繁に話し合いをするのが難しいという方もいるのではないでしょうか。

進学先についての話の重要性については、子どもも気がついているはずなので、環境を用意してあげれば、短時間でも話ができる可能性があります。

具体的には、「他の家族が聞いていないところで話す」「話がしやすい環境を作る」「否定はせず、共感的に聞く」「子ども扱いしない」といったポイントがありますよ。

まとめ & 実践 TIPS

地域によっては中学校からの進学先によって大学やその後の就職に関する選択肢が決まってしまう場合があります。


志望校が決まっていない子どもを前にすると、「これから先の人生を左右するかもしれないのに」とやきもきしますが、高校に通うのは子どもです。


いざ志望校が決まったときに慌てないような対策をとりつつ、じっくり子どもと保護者で話し合っていきたいですね。


出典:進研ゼミ中学講座 高校受験<進路相談Q&A>
URL:https://blog.benesse.ne.jp/juken/soudan/


出典:反抗期の子どもと会話がない[教えて!親野先生]
URL:https://benesse.jp/kosodate/202001/20200128-1.html

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