【高校受験】キーワードは「併願だって行きたい高校!」受験校選びのポイントは?

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高校入試にあたって、「どの高校を受験するか」は、お子さまの未来を左右する大きな選択です。

ここで大切なのが、第1志望校だけでなく併願校に関してもじっくり考えて選択すること。
深く考えずに併願校を決めてしまうと、後悔のもとになりかねません。
併願校も含めた受験校選びについて、高校生の声をもとに解説します。

第1志望校でも併願校でも「なぜその高校に行きたいか」を明確に!

多くのご家庭では、第1志望校を検討する時にはじっくり話し合い、Webでリサーチしたり高校見学に出かけたりして決定することが多いでしょう。

しかし併願校に関しては、偏差値や受験日程だけで決めてしまう場合もあるのではないでしょうか。
たとえ併願だとしても、結果としてその高校に通うことになる可能性はゼロではありません。

併願校に関しても、「なぜその高校に行きたいか」という理由を明確にしておくことが、受験校選びの基本です。

進学率や授業、部活、雰囲気などを重視して受験校を決めた人が多い

「行きたい理由」を探すためのヒントとして、高校生に「今、通っている高校を選んだ理由は?」というテーマで、アンケートを実施してみました。
その結果、多くの人が進学の決め手として挙げたのは次のような項目でした。
アンケートに答えてくれた高校生の皆さんの声もあわせて紹介します。

●大学への進学率

将来の夢を叶えるために、大学進学のことを重視して志望校を選びました。国公立大の進学率が高く、「高校入学後に学力が伸びる人が多い」という評判が決め手になりました。
(滋賀県 J先輩)

自宅から通える範囲で、「大学進学率が高い」「卓球部がある」という条件で高校を探したら、今通っている高校がヒットしました!
(青森県 みらる先輩)

●授業内容・カリキュラム

高校見学に行った時に授業を見学したら、どの教科の先生もとても熱心に教えていらっしゃったので好印象でした!
(三重県 R先輩)

特進コースは高2の夏休みにオーストラリアへのホームステイがあると知り、「自分も行きたい!」と思って志望校に決定。
(茨城県 E先輩)

●部活や行事

中学では演劇部で高校でも続けたかったので、演劇部の活動が盛んな学校ということで志望校に。家から近くて通いやすかったのもポイント!
(神奈川県 りりす先輩)

塾の先輩が通っていて、修学旅行や体育大会の話を聞いて「楽しそうだな」と感じたことが今の高校を志望したきっかけでした。また、課外授業が充実しているなど勉強するための環境が整っているところも魅力的でした。
(熊本県 sa先輩)

●高校の雰囲気・校風

学校説明会に行った時、先生ではなく生徒があいさつや説明をしてくれたことにビックリ。マイクを使って堂々と話す姿がとてもカッコよかったです! 文化祭でもみんながいきいきしているのを見て、自由な校風にあこがれて受験を決めました。
(京都府 pino先輩)

文武両道の校風が有名な高校なので、「行事も勉強も部活も欲張りに楽しみたい自分にピッタリ!」と思って志望校に選んだ。
(千葉県 Y先輩)

ここまで紹介してきた以外でも、「制服が気に入ったから」「校舎がキレイだから」「家族に卒業生がいて身近な存在だったから」などさまざまな理由が挙がりました。
お子さまがこだわりたいポイントや、保護者の方が重視したいポイントを一緒に話し合って、イメージとおりの高校生活ができそうな高校をピックアップしてはいかがでしょうか。

併願校選びについては、こちらの「高校入試情報サイト」もご確認ください。
併願校データでは、都道府県別に、高校ごとによく併願されている高校・学科がわかるようになっています。ページ右上からチェックしたい都道府県を選択できますので、ぜひご利用ください。

「高校入試情報サイト」
・併願校データ

納得のいく受験校選びで勉強のやる気もアップ!

お子さまが自分なりに納得のいく受験校選びができれば、受験勉強のモチベーションは高まるはず。
第1志望校も併願校も、今回の記事でご紹介したポイントを参考にしながら、お子さまと一緒にしっかり検討なさってください。

※この記事の体験談は、進研ゼミ<高校入試情報サイト>の先輩体験談より作成しています。

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