気持ち大混乱なう。[高校受験]
ついにきた、と思いました。
通常、学校から帰ってきたムスメがすることは、
1.手洗いうがい
2.なんかおやつある? と聞く
3.そんなおやつじゃなくて、もっとおいしいものーと言う
4.私に怒られる
……という一連の流れになっておりますが、
その日は部屋に入ってしまい、机につっぷしている。
おかえりーと掛けた声に「あー…うん……。」とあいまいに答え、
塾の宿題をやっているようだ。
(ちなみにムスメの部屋は基本的にドアが開けっ放しになっています。
個室の圧迫感がイヤということです。ちなみに弟の部屋も開けっ放しに
なっていますが、こちらは「閉めるのがめんどくさい。」とのこと。)
おかしいな、体調でも悪いのかな?と思っていると
うう……ううう……うひーん……と鳴き声が。
違う! 鳴き声だと馬だ! 泣き声だわよ泣き声!
ついにきた、そう思ったのです。
15歳、思春期真っ盛りで大騒ぎのお年頃です。
いつか気持ちが、こう、なんというか……ドカーンと爆発みたいなことも
起るのではないか? となんとなく思っていたのです。
「勉強がつらい。」「友達との関係がうまくいかない。」
「漠然と受験が怖い。」「思ったほど成績が上がらない。」
私が思いつく「涙のわけ」はこんなところですが、
でも本当は? 心の中にはもっと「何か」があるんじゃないの?
さあこい! 親として受けて立つわよ! と鼻息荒く待ち構えていたところ
肩すかしの答え……。
泣きながらも塾に行く気配があったので、迷いながらもその日は行かせました。
もしかしたら早退してくるかも……と待ち構えておりましたが
全部の授業を受けて帰ってきたムスメの顔は案外晴れ晴れとしていて
「やっぱ休まなくてよかったわ。」とつぶやいていたので
これはこれでよかったのかな、と。
モリモリとごはんを食べるムスメを見て、少し安心したのでした。