英語の学習計画はどう立てる? 立て方と書き方の基本チェック
- 勉強法
効率的に学習を進めるには、学習計画を立てて取り組むことがポイント。学習計画を立てられないなら、その理由を確認することも重要です。
なぜ学習計画が必要なのか分かれば、立て方や書き方のコツもつかみやすくなるでしょう。
この記事のポイント
学習計画とは? 目的とメリット
学習計画には目的があります。たとえば“試験でより多く正解を出せるようにする”こと。そのためには、出題範囲の内容を理解して覚えたり、問題演習をして解答速度を上げたりする練習が必要です。
学習や練習を「いつ、どのくらいやるのか」を決めるのが学習計画となります。
学習計画を立てるメリットは3つあります。
● その日や週に何をすればいいか、すぐ分かる
● 学習が順調に進んでいるか分かる
● 「これだけやった!」という自信につながる
学習計画が立てられないのはなぜ?
必要な勉強が何か分かっていないと学習計画は立てにくいもの。使う教材や出題範囲を確認したり、他の人の勉強方法などを聞いてみたりすると、必要な勉強が見えてくるでしょう。
また、「今週は1日2時間やる」という立て方にも要注意です。具体的に何をするのか分からず、当日に内容を考えているうちに時間が過ぎてしまう恐れがあります。
学習計画に具体性をもたせるには、目標設定が大切です。
定期テストで平均点以上を狙うなら学校教材を使った対策が中心。模試で偏差値60を狙うなら応用問題の対策も必要です。
計画倒れしやすいなら、学習予定を詰め込みすぎていないかチェック。1日のうちに使える時間と実際に学習できる時間を計算・計測した上で計画を考えましょう。
学習計画の立て方と書き方
学習計画では4つのポイントを押さえてください。
<学習計画の立て方 4つのポイント>
1. 試験日から逆算して勉強に使える時間を割り出す
2. 教科書や問題集で出題範囲のページ数を計算する
3. 取り組む順番を決める
4. 予備日をつくる
まずは試験日までに何時間使えるのか確認。睡眠・食事・学校・塾や習い事・移動・休憩・入浴にかかる時間を除くと、手持ちの時間はあまり多くないはずです。
次に、教科書や問題集で出題範囲のページ数を計算します。残り日数や残り時間数で割れば1日または1時間あたりの分量が出てきます。取り組む優先順位や学習量、時間数を決めましょう。
予備日とは“遅れを取り戻す日”。計画に遅れがないようなら、それまでに学習した内容の復習や学習状況の振り返りを行うこともできます。
以上を反映した学習計画の書き方のコツは3つです。
<学習計画の書き方 3つのコツ>
1. カレンダーや手帳を用意する
2. その日(または週)に取り組む内容を具体的に書き込む(「教科書pp.21-26」など)
3. 予備日には学習予定を入れない
まとめ & 実践 TIPS
学習計画を立てるには、目的と具体的な目標、教材を決めて、1日や1週間あたりの学習内容を逆算で決めていくのがポイントです。
計画倒れを防ぐため、詰め込みすぎていないかを必ずチェック。予備日も忘れずに作りましょう。
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