学校の英語は予習で理解度アップ! やるべきことと学習計画の立て方

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高1生を対象とした調査で、英語に苦手意識をもつ生徒の多くが中1生・高1生前半に苦手意識を持ち始めたことが分かりました。これらは英語の学習内容が大きく変わる時期です。

学校の授業をしっかり理解するには、予習が欠かせません。英語の予習でやるべきことを確認し、計画的に勉強を進めましょう。

この記事のポイント

英語の授業は予習が重要

「英語が苦手」と感じるなら、まずは学校の授業を理解できているか確認しましょう。

学校の授業では、本文和訳・音読・英訳で指名されることがあります。何も準備していないと、すぐにはできないものばかり。「できなかった」という気持ちは、やがて「英語が苦手」という意識につながりかねません。

しかし、予習で単語を調べたり本文の和訳を考えたりしておけば、慌てずに答えられます。たとえ間違っていても「どこが違うのか」が分かり、授業をより深く理解できるでしょう。

英語の予習でやるべきこと

英語の予習には、単語調べ・和訳・問題演習・音読などがあります。どれから手を付けていいか分からない場合は、単語調べ・本文和訳・音読を優先しましょう。

単語調べは、約半数の高1生が実施している予習。単語が分からないと授業全体が意味不明になってしまいかねないため、ぜひ行ってください。

本文和訳は「ここ訳してみて」と言われたときのための準備です。同時に、先生が解説する正解の和訳と自分の和訳を比べて「どこが、なぜ違うのか」を理解しやすくするための準備。納得できない場合は質問もできます。

音読も「ここ読んでみて」と指名されたときに慌てず読むための準備。付属の音声データを聞いて真似して発音しましょう。音読は、文字と音を一致させたり英単語を定着させたりするのにも効果的だと言われています。

予習の学習計画の立て方

英語の予習で学習計画を立てる際は、3つのポイントを押さえましょう。

1つめのポイントは、予習として何をやるのか決めること。おすすめは単語調べ・本文和訳・音読です。余裕があるなら単語・構文の暗記や問題を解くのもよいでしょう。

2つめは、1週間あたりの授業進度を予測すること。学校の授業が1回(または1週)でどのくらい進むのか確認し、授業日までに予習を完了できるよう、何時間勉強できるのかも考慮してスタート日を決めます。

3つめのポイントは、取り組む順番と勉強時間を決めることです。

<例>
1.単語調べ:1週間分で2時間
2.本文和訳:1ページ1時間
3.音読:1ページ10分×2回

まとめ & 実践 TIPS

単語調べ・本文和訳・音読などの予習をしておけば、学校の英語の授業で指名されても落ち着いて答えられます。学校の授業進度から逆算して計画的に予習を進めましょう。

もし音読や予習で作っておいた和訳が間違っていても、「どこがどう、なぜ違うのか」という深い理解につなげていけるでしょう。


出典:
ダイジェスト版 高1生の英語学習に関する調査<2015-2019継続調査>|ベネッセ教育総合研究所
https://berd.benesse.jp/up_images/research/all4.pdf

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