小学生のタブレット学習 効果を出せる子とそうでない子の違いって何?

  • 学習

タブレット学習の教材を使う小学生が増えています。動画や画像で理解しやすく、子ども1人でも取り組みやすいと好評ですね。
でも、タブレット学習を効果的に活用して、成績UPしている子とそうではない子とが分かれているようです。タブレット学習の効果を最大限に発揮するために必要なことはどんなことなのでしょうか?

保護者のかかわりがタブレット学習の効果を高めるカギ

タブレット学習には、次のようなメリットが挙げられます。

 ● 動画やビジュアルで学習内容を理解しやすい
 ● 丸つけも自動でできて保護者の負担も軽減する
 ● 子どもが楽しんで取り組める
 ● 子どものペースや理解に合わせて学習を進められる

学習内容の理解から問題演習、丸つけまでタブレットを活用して一通り完結させられるため、保護者としても助かりますよね。でも、便利だからといって学習のサポートをタブレット教材に任せっきりにするのは要注意です。

学習の効果は、保護者が適切にかかわることでさらに高まる傾向にあります。子どもも大人も自分の行動に対して、誰かが反応してくれることで、やる気を高めることができるもの。そのため、子どもの学習への保護者の反応が重要になってくるのです。

タブレット学習の効果UPのために保護者にできること

タブレット学習の効果を高めるために、保護者は次の2点を心がけていきましょう。

● 「どんなことをやったの?」学習内容の振り返りの会話で知識の定着を促進!

学習は理解したことを人に説明すると、より知識が整理され、定着がUPします。そのため「今日はどんなことやったの?」と興味を持って子どもに尋ねるようにしましょう。実際に画面を見せてもらいながら説明してもらうのも効果的です。

お子さまの説明がつたなかったとしても、「今は学んだ知識を整理して、定着させているんだ」と思って、温かく見守るようにしたいですね。細かく説明させすぎたり、「どういうこと? よくわからない」など詰問調になってしまったりしては、お子さまも萎縮してしまいます。雰囲気作りも心がけましょう。

また、もし、わかったつもりになっていたり、あやふやなところがあったりしたら、それは苦手の芽。保護者が適切にフォローして、理解の穴を埋めてあげましょう。

● 取り組みを見守り、褒めるコミュニケーションを!

保護者が丸つけをする機会が減りがちなタブレット学習は、気をつけないと子ども1人で学習させて終わりとなってしまうこともあります。子どもは、保護者が見ていてくれた、褒めてくれたと感じると、がんばる気持ちに火がつくものです。積極的にがんばりを認めるコミュニケーションを取りましょう。

その際、役に立つのがタブレット学習教材にある保護者へのお知らせ機能。取り組み内容や時間、点数、学習の進捗などを知らせてくれるので、ぜひ活用しましょう。

お知らせのあった内容を元に「今日は苦手の理科をがんばったんだね。」「仕上げのテスト100点すごかったね!」など、子どもに保護者が見守っていることがわかるコメントをしたり、積極的にがんばりを褒めたりするのがポイント。子どもの自信とやる気UPにつながることでしょう。

まとめ & 実践 TIPS

メリットの多いタブレット学習ですが、保護者のかかわり方次第でその効果を何倍にもすることができます。お子さまに学習内容を尋ねたり、取り組みを褒めたり、応援メッセージを送ったりすれば、学習内容の定着はもちろん、モチベーションUPにも繋げられます。子どもを伸ばすための保護者のかかわりを大切にしていきましょう。

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