英・数・国の効率のいい受験勉強法って? 先輩たちの体験談から自分に合った方法を見つけよう

 大学受験を乗り切るために、先輩たちの体験談は大いに役立ちます。なぜなら、いろいろな先輩のアドバイスを知ることで、自分に合った方法が見つかりやすくなるからです。

 目標を持ち、日々努力を重ね、合格をつかんだ先輩たちの言葉は、あなたにとってとても頼りになり、やる気を引き出してくれるはずです。

 ここでは、英語、数学、国語の効率のいい受験勉強方法について、体験談からまとめました。

 

 

英語

 英熟語や英単語は繰り返し覚えるようにしましょう。3日後、1週間後、10日後など繰り返す期間を設定することがおすすめです。

 また、習熟度をチェックする記号を用いるといいでしょう。

 単語集を見た際に、

・単語を見てすぐ意味がわかるもの → ○

・少し考えれば意味がわかる / 複数の意味を覚えていない → △

・単語を見てもまったくわからない → ×

 と、単語の横に記号をわりふれば、△や×を集中して覚えればいいことがわかります。しばらしてまたチェックすれば、○は確実に増えているはずです。

 英文法も、英熟語や英単語と同じように、記号をつかった習熟度チェックと、繰り返し復習することを心がけましょう。

 

 

数学

 数学は何度も同じ問題を解くことが大切です。問題を解いて、解説を読む際に、少しでもわかりにくければ、解説文をいったんノートに写してみましょう。読むだけよりも、ずっと頭に入りやすくなります。自分でしっかり説明できるかどうかが、その解法をマスターしたという基準といえるでしょう。

 繰り返し問題を解いて、「解けない問題を解けるようにする」というのが、効率のいい方法です。解ける問題が増えていけば、自然と応用力も付いてくるでしょう。

 

 

国語

 国語は、最初に古文と漢文の文法を覚えるようにしましょう。古文の助動詞は英語に比べたら数が少なく、覚えるものは限られています。接続、活用、意味の3点セットで暗記することがおすすめです。漢文は返り点など基本的な文法を覚えましょう。

 文法がわかるとだいぶ古文・漢文の問題が解けるようになりますし、古語も記憶に残りやすくなるはずです。

現代文は、ただ単に文章を目で追うだけではなく、文を目で追う際にマーキング、メモなど行うようにしましょう。たとえば、「しかし」「ところが」などの逆説、「一方で」「反対に」などの対比、「つまり」「すなわち」など言い換えの接続語をチェックすれば、文章の流れ、本文で伝えたいことなどが見えてくるでしょう。

 

先輩たちの声に耳を傾けていれば、あなたにぴったりの方法が見つかるはず。高2生・高3生のこの時期の悩みへのQ&Aをチェック。さらに大学生の先輩に質問もできます。さらにくわしくはこちらのWebサイトから→受験生全力応援プロジェクト(http://www.benesse.co.jp/zemi/juken/dai/

プロフィール



「ベネッセ教育情報サイト」は、子育て・教育・受験情報の最新ニュースをお届けするベネッセの総合情報サイトです。
役立つノウハウから業界の最新動向、読み物コラムまで豊富なコンテンツを配信しております。

子育て・教育Q&A