うちの子は多い方? 少ない方? 小学生の読書時間

ワクワクしたり、深く考えたり、心から感動したり…。多感で吸収力のある小学生時代に、そんな読書体験の時間がもてるといいですね。小学生は今、どんなふうに本と接しているのか、データを参考に考えてみました。


<気になる!>小学生は1カ月に何冊くらい読んでいるの? ⇒ 半数以上が0〜5冊。10冊以上も1割を越える

読書が大好きな子、あまり自分からは読まない子、子どものタイプはさまざまです。けれど、「本を好きになってほしい」という思いは保護者に共通のもの。では、小学生は実際にどのぐらい読書をしているのでしょうか。

 

1か月に何冊読んだかというアンケート(※1)によると、0〜3冊という回答が45.9%とトップ。2位は4〜5冊の20.9%。合わせると3〜5冊程度の本を読んでいる子が多いという結果でした。10冊以上読んでいる子どもも15%ほどいました。

 

<気になる!>高学年だと、読書時間はどのくらい? ⇒ 平均読書時間は1日約20分

では、マンガや雑誌以外の本を読むのに費やす時間はどうでしょうか。調査結果(※2)によると、小学校高学年では、平均で一日に20分前後を読書に費やしています。これは、マンガや雑誌を読む時間に比べるとほんの少し多い数字です。一方で、テレビゲームや携帯ゲーム機で遊ぶ約40分強という時間に比べると半分以下の結果になっています。

 

 

<気になる!>本を読むって効果があるの? ⇒ 多くの家庭で読書の効果を実感している

読書に対しての、各家庭の考えを聞くと、「さまざまな知識を身につけることができる」「さまざまな世界を楽しむことで、想像力が養われる」「読解力や論理的思考力が養われる」などの項目に対して、9割以上の人が肯定的に考えています(※3)。また、「特に読書をしなくても、日常生活や勉強に支障はない」という項目には、6割近くが否定的。多くの保護者が、読書に対してさまざまな効果を感じているようです。

 

※割合(%)の合計は、四捨五入のため100%にならないことがあります。

 


子どもが本にふれる機会を積極的に

 家庭での読書を推進するために心がけていることとしては、「図書館に連れていく」が58%とトップ。その他にも、「本のことについて話をする」「本を買い与える」ということを半数近くが行っており、子どもが本にふれる機会をできるだけ多くもてるように、多くの保護者が働きかけている様子が伺えます。子どもの「読みたい」という気持ちをうまく引き出すために、それぞれの興味や年齢に応じた、よい本との出合いを提供してあげたいですね。

 

※1ベネッセ教育情報サイト 小学生を持つ保護者へのアンケート(投票期間:2013/05/01〜2013/05/15 回答数:1,480票)

※2ベネッセ教育総合研究所「放課後の生活時間調査2013」より。




出典:ベネッセ教育情報サイト「成長するにつれて減っていく、読書数」

学年×興味のあることから、かんたん検索 今、読みたい、読ませたい本をさがそう!

進研ゼミ おすすめ本1000冊

お子さまに関するお悩みを持つ
保護者のかたへ

  • がんばっているのに成績が伸びない
  • 反抗期の子どもの接し方に悩んでいる
  • 自発的に勉強をやってくれない

このようなお悩みを持つ保護者のかたは多いのではないでしょうか?

\そんな保護者のかたにおすすめなのが/
まなびの手帳ロゴ ベネッセ教育情報サイト公式アプリ 教育情報まなびの手帳

お子さまの年齢、地域、時期別に最適な教育情報を配信しています!

そのほかにも、学習タイプ診断や無料動画など、アプリ限定のサービスが満載です。

ぜひ一度チェックしてみてください。

子育て・教育Q&A