中学年の中学受験準備、「考える力」を養う親子の対話とは?

中学年の中学受験準備、「考える力」を養う親子の対話とは?読書が好きで、文章力はある小3男子。保護者は、読書に加えて主に漢字の学習をさせているが、「この学習法でよいのか」と不安もあるという。ベネッセ教育情報サイトが、平山入試研究所の小泉浩明氏にアドバイスしてもらった。

 

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【保護者からの質問】
普段から読書が好きで本をよく読んでいます。そのため文章力はあるほうです。そこで、主に漢字をよく書かせていますが、これでよいでしょうか。(小3男子の母親)

 

【小泉氏からのアドバイス】
読書の習慣がある子どもは、熟語や慣用句など言葉の知識が自然に増えていきます。国語の基礎は語彙(ごい)力であり、読書ではそうした使える言葉を日々習得できるといえるでしょう。読書の他にも漢字をよく書かせているとのこと。基礎力の強化については、これで十分だといえますが、ちょっともったいないと思う点はあります。
というのも、「話す力」「書く力」などの「考える力」や、「発信する力」も身に付けられたら、と思うからです。読書や漢字だけでは、どうしても読解力や基礎力の養成がメインになってしまいます。高学年になると受験のための学習で忙しくなりますが、中学年の今ならまだ余裕があります。子どもに負担のない範囲で、他の学びも取り入れていきましょう。
楽しく学びながら読解力以上の力を付ける方法として、親子の「対話」があります。ここでいう対話とは、一つの物事に対して考え方や感じ方を交換すること。対話は相手に対する理解を深め、自分自身の考え方の幅も広げます。
たとえば、子どもが読んだ本を保護者も読み、感想を交換してみましょう。どのように感じたか、登場人物の考え方や行動に共感できるかなどについて話してみてください。テレビで見たアニメやニュースについて対話することも有効です。その際、なるべく親の考え方を押し付けずに、子どもの考えを引き出すようにするとよいでしょう。今の時期、考える力こそ伸ばしていきたい力です。

 

出典:文章力はあるほうなので、漢字の学習に力を入れています -ベネッセ教育情報サイト

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