「裁判員制度」から筋道立てて考える力をつける

適性検査ではこう問われる

裁判員制度に関するアンケート結果からわかることとその理由を考えさせる


ニュースなどで取り上げられたできごとに関して、表やグラフなどの資料からわかることや理由、自分の考えを書かせる問題がよく出題されています。裁判員制度についても、例えば下のようなアンケート結果をもとに、参加に積極的な人と消極的な人はどちらが多いか、その理由は何かを問う問題などが出題されることが考えられます。


裁判員制度における刑事裁判への参加意識


刑事裁判に参加する場合に不安に感じる点(複数回答、上位抜粋)


親子でやってみよう

家庭で何か問題が起きたとき裁判のような形で話し合ってみる



裁判は、適性検査でもよく問われる「筋道立てて考える力」が求められる場でもあります。裁判員制度を通じて裁判に興味をもったら、家庭で裁判のような形で話し合いをしてみてはいかがでしょうか。といっても、いけないことをした人を裁くのではなく、例えば旅行の計画を立てるとき、意見を出す人を2人、裁判員になる人を1人決めます。2人がそれぞれ自分の意見を主張し、裁判員が、どちらがよいかを判断するのです。このとき、それぞれが自分の意見や判断の理由を述べるようにすると、筋道立てて考える力を養うことにつながるでしょう。


プロフィール



「進研ゼミ小学講座」は2020年新課程に対応して、リニューアル。基礎から応用までの学力向上はもちろん、自ら学ぶ姿勢を身につける。
学んだ知識を使って、自分なりの答えを導き出す。そんな体験を繰り返すことで、「自ら考え表現する力」を育んでいきます。

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