夏期講習に参加させたい! 勉強嫌いな子を通わせるにはどうする?

 受験を控えた子どもがいる保護者のかたの中には、今後のこれからの成績が伸びるかどうか気になる方も多いのではないでしょうか。これから来る長い夏休みをどう過ごすかで、今後の成績が伸びるかどうかが決まると思えば、夏期講習に子どもを参加させて、少しでも学力アップを目指してもらいたいところでしょう。

でも勉強嫌いな子どもだから自分から積極的に参加するとは思えないと、心配している方もいるかもしれませんね。そこで、どうしたら夏期講習に通うようになるか、全国の保護者のかた100人にアンケートを取り、意見をうかがってみました。


その気にさせるには? ごほうび派や説明・説得派が多い!!

 アンケートによると、ごほうびをあげることを条件にすると回答した人が最も多く、次いで説明・説得するとの回答が続きました。また、本人の判断に任せるという回答も意外と多い結果となりました。

 

・夏期講習が終了したら、欲しいものを一つ買ってあげるというごほうびを提案する。(40代/女性/専業主婦)

 

・頑張って夏期講習に通って2学期の成績がアップしたら、スマホを買ってあげると約束する。(50代/女性/無職)

 

・課題ごとにポイントをつけて、クリア数に応じて、欲しいものなどを買ってあげる。(30代/女性/専業主婦)

 

・絶対、お小遣いや物では釣りません。本人にきちんと意志を持ってもらうため、納得がいくまで説明します。(30代/女性/専業主婦)

 

・親としての思いを正直に伝え、これから先子どもがどうしたいか、その事を実現するためになぜ勉強が必要なのかを伝えたうえで子どもが納得するまで話し合い、通わせる方向にもっていきたい。(20代/女性/自営業(個人事業主))

 

・基本的に私は本人が行きたくない、やりたくないものは勧めていません。有料夏期講習ならなおさらですね。(30代/男性/会社員)

 

ごほうびを与えることで通わせると回答した人では、夏期講習終了後に欲しい物を買ってあげる、夏期講習に通って成績アップしたらスマホを買ってあげるなどの意見がありました。まずはごほうびをあげてその気にさせることが効果的と考えているようです。勉強する環境に身を置くことで、少しでも学力が身につくこともあるかもしれませんね。

 

説明・説得するという方では、子どもが勉強したいと納得するまで話し合うといった意見が多く見られ、本人がその気になることを大切にしている様子がうかがわれました。また、本人の判断を大切にし、どうしても行きたくないなら行く必要はないという人も見受けられました。本人がその気になってこそ、身につくものと考えているようです。

 

 

夏期講習に通わせるためのアプローチ! 家庭によって方法はさまざま!

 今回のアンケートでは、ごほうびをあげて夏期講習に通わせるとの回答が最も多い結果となりました。子どもをその気にさせるには、効果的と考えている様子がうかがわれました。また、よく説明し説得するという親御さんも多く、子どもが夏期講習に通うことの必要性を感じることを大切にしていることもわかりました。それぞれのご家庭で子どもが通いたいと思うために、様々なアプローチ方法があるようで、共通しているのはどう動機づけをするかということのようです。

 

子どもがその気にならなければ無理をしないとの回答もありました。日頃からの自宅学習の積み重ねで培っていく子どものやる気も、大切なようですね。

 

 

【アンケートについて】

■調査地域:全国

■調査対象:お子さまをお持ちの保護者のかた

■調査期間:2015年05月19日~2015年06月02日

■調査手法:Webアンケート

■有効回答数:100サンプル

 

 

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