エステティシャンってどんな職業? どうすればなれる?

世の中にはたくさんの職業があります。どんな仕事内容で、どういう人が向いているのか知っておくことは、自分の可能性を広げるためにも、大いに役立つでしょう。今回は「エステティシャン」を取りあげます。


エステティシャンとは?

 「エステ」という略称で知られる、エステティックを行う人のことを「エステティシャン」と呼びます。エステティックとは、頭から足の裏まで、全身を対象とした美容術のことです。現在では、さまざまなケアが求められています。

 

エステティシャンの仕事の内容

 代表的なものとしては、「美顔」のために行うフェイシャルケアや、体のむくみを取りスタイルを整えるボディケア、ムダ毛を処理する脱毛などがあります。
 肉体的なケアばかりでなく、体に悩みを抱えた人々を精神的にサポートするのもエステティシャンの大切な役割です。時にはカウンセリングを行い、理想の美しさを手に入れるためのアドバイスを行うこともあります。

 

エステティシャンになるために必要な資格

 就職するために必要な資格はありませんが、働いていくうえでは人体に関するさまざまな知識を身につけていなければなりません。骨や筋肉といった肉体の構造から、化粧品に含まれる成分の安全性、お客さまへのアドバイスの仕方などをエステティシャン養成スクールで学んでから就職するという方法があります。
 もう一つの道が、「就職してから学ぶ」という方法です。最近は研修制度が充実しているエステサロンも少なくないため、働きながら技術を身につけるケースも見られます。

 

エステティシャンの将来性は? どんな性格の人が合っている?

 美や健康といった分野に関する人々の関心は高まっており、エステティシャンの活躍の場も今後さらに広がりを見せていくでしょう。これまでは駅前にサロンを構え、女性を中心とした客層を出迎えるというやり方が主流でしたが、今後はスポーツジムやリゾート施設に併設されたり、男性客向けのサービスを増やしたりといった新たな手法が注目されています。
 サービス業なので、自然な会話の中から顧客の望みを聞き出すなど、コミュニケーション能力に優れている人に向いています。割り切って仕事をするより、自分自身も美や健康に関心がある人のほうがいいでしょう。

 

参考:

エステティシャン | 大学・学部・資格情報 | Benesse マナビジョン

http://manabi.benesse.ne.jp/shokugaku/job/list/042/

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