秘書、議員秘書ってどんな職業? どうすればなれる?
世の中にはたくさんの職業があります。どんな仕事内容で、どういう人が向いているのか知っておくことは、自分の可能性を広げるためにも、大いに役立つでしょう。今回は「秘書、議員秘書」を取りあげます。
秘書、議員秘書とは?
「秘書」とは、企業経営者など責任の重い職務に就いている人たちをサポートする職業のことです。特に、国会議員や地方議員を助ける人々は「議員秘書」と呼ばれます。秘書がサポート業務を行うことで、上司は安心して本業に専念することができるのです。
秘書、議員秘書の仕事の内容
主な仕事は、担当する上司のスケジュール調整や事務手続きなどの周辺業務です。経営者や議員などの職にある人は多忙を極めるため、資料の作成や経理といった作業に時間を割くことができません。そこで、忙しい本人に代わってそうした業務をこなすのが秘書に求められる役割です。
秘書、議員秘書になるために必要な資格
どういった職種の秘書をめざすかによって、求められる能力も少し変わってきます。現在の企業は国際的なビジネスが行われるのが常なので、経営者の秘書になりたいなら、経理のスキルなどに加えて英会話も学んでおいたほうがよいでしょう。
議員のブレーンをめざすなら、法学、政治学などの知識は必須です。また、議員秘書の中でも、「国会議員政策担当秘書」になるためには、国会議員政策担当秘書資格試験に合格しなければなりません。受験するためには、大卒あるいはそれと同等の学力があることが必要です。
秘書、議員秘書の将来性は?どんな性格の人があっている?
国際化し、ますます競争を激化させていくビジネス界の中で、秘書は経営者を支えるエキスパートとして注目されています。秘書の社会的な地位は高まりを見せていますが、同時により高い能力が求められるようになっていくと考えられます。
来客や電話の応対で人と接する機会が多いため、人当たりがよく、細かいところによく気がつく人に向いている職業だといえます。複数の仕事を並行してこなすことも珍しくないことから、記憶力に優れ、頭の回転が速い人に適した仕事です。