「今さら」なんて言わないで、なう。[大学受験]
あっという間に寒くなりましたね。朝起きるのつらいですよ、まったく。
時節柄、受験生の皆さーん、無理をしないで体調を整えてくださいねー。
……なんて言ったところで、「無理をしなくちゃ入試に立ち向かえないよ!」なんていう声が聞こえてきそうです(主に我が家の子ども部屋から。ああ、ムスメの声だな、あれは)。そうなんですよね、大きな壁に立ち向かうためには無理をしないと、どうにもならない。わかります。とてもよくわかります。しかしそのためには平静な心と健やかな体調が必要。保護者としては、無理をさせずにがんばってもらう、という高度なテクニックを駆使しなければなりませんね。 がんばりましょう。
ムスコの小学校ではインフルエンザ大流行のため、学級閉鎖になってしまいました。こんな早くに学級閉鎖!? まったくもって予想外です。ムスコ本人は体調もよく、それゆえに降って沸いた大型連休をもてあましているわけですが、学級閉鎖中に担任の先生から電話をいただき、「『今年はお姉ちゃんが受験だから、家庭にウイルスを持ち込まないようにしたい』と言ってましたよ」、とのこと。
母号泣ですよ……。ちゃんとわかってくれていたのだね、弟よ……。
それをムスメに伝えましたら、「優しいね、コーちゃん。」とカンゲキしていたようです。しかし「受験に関係なく、病気になるのは避けたほうがいい。」とクールな一面も。確かにそうなんだけど……。
話は変わりますが、日本史が苦手なムスメ。「それを克服するために重要な本があるので欲しい」、と言うのです。センター試験まであと何日? 直前に新しい参考書を買うよりも、今あるものを活用したほうが、という親の意見にも一旦はうなずいたものの、やはりどうしても欲しいというので購入いたしました。いわゆるひとつの「学習マンガ」、小学校の図書館でよく見るタイプのアレ、でございます。
時間がない、というよりも、「もう後戻りできない」という感じでいっぱいの12月です。
こんな時期にマンガを(しかも18巻もある)読みふける受験生ってどうなの? と、ハラハラしておりましたが、ムスメいわく、「もっと早く読んでおけばよかった。日本史の流れが頭に入っていたら、授業もわかりやすかったのに。」ですって。
後悔しても時間は戻らないのですから、「今さら遅い」なんてことは言わずに、試してみることも
大事なのかもしれません。実際、日本史の成績が少々アップしてました。すごい!
しかし、この本を小学生、いや中学生のときに熟読していれば、どんなにためになったかと思うと、ちょっと後悔もしております。
まあ、本人はそれほど気に病まず、「気晴らし~♪」と気楽な感じでぱらぱらとページをめくり、さらには大海人皇子(おおあまのおうじ)に「うみんちゅおうじ」(沖縄では海人と書いて「うみんちゅ」と読むとか)などと、変なあだ名をつけて爆笑していたり。
本当にこれで大丈夫なのかな?
……センター試験まで、あと、何日? もう、怖くて数えられないよ、お母さんは……。