入学後、授業についていけるか不安になる[本命校の受験から入学まで 第4回]
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合格は、その学校でやっていける実力があるということ
合格してから、学校が我が子にはレベルが高すぎたのではないかと心配するかたがいます。入学後に授業についていかれないのではないか、成績順位が最下位に近くなってしまうのではないか……と心配されるのです。
ですが、入試というものは、学校が自校の生徒としてその受験生を受け入れられるかどうかを見るもの。受かるということは、当然そのラインに達していると学校側が判断したということです。
受験とは、「まぐれで落ちる」ことはあっても、「まぐれで受かることはない」ものなのです。ですから、合格したということは、その学校の生徒としてやっていける実力はあるということ。心配する必要はありません。
ただし、どの学校でも勉強についていけなくなる生徒は必ず出ます。それは、受験勉強で燃え尽きて、入学してから勉強への意欲がわかないケース、ゲームや携帯などにはまって勉強がおろそかになるケース、人間関係のストレスなどで情緒が不安定になって勉強が手につかなくなってしまうケース……など、いろいろです。
着実に努力し続けられる子どもはついていける
毎日の予復習をコツコツとやり続けることができるタイプの子どもならば、ついていけなくなる心配はまずありません。
ただ、最難関校などにはとんでもなく頭のいい子がいて、そうした子はほとんど家で勉強しなくても常に優秀な成績でいたりします。そうした子がいることのキツさがあることは覚悟しておいてください。
また、中学校での成績はさまざまな学力レベルの生徒たちの中での順位です。それに対して、高校入学後は同じような学力レベルの生徒たちがそろった、同質の学力の中での競争ですから、だまっていても上位にいられるというようなことはなくなります。
そういうことをわかったうえで、「まぐれ合格はないのだ」と自信を持って高校に送り出しましょう。
また、私のところには今の時期、「○○高校に受かったのですが、入学したらどこの塾に通わせればいいでしょう?」という電話がかかってきます。常にどこかに入れて勉強させていないと不安、そのような人が増えています。
長期の受験生活を経て、またすぐに塾通い……。このような調子では3年間持ちません。何でもそうですが、中だるみの時期があってこそ集中できるのです。
それに、高校に入ってもなお親がレールを敷いたりすれば、お子さまの受け身の姿勢はますます強まり、さらに人任せになります。自分では何も決められなくなります。成績以上に、このことがお子さまの人生に大きなマイナスになります。
心配せず、焦らず、お子さま自身が自分の意志、力で行動できるよう待ってあげてください。
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