森林の役割、大切さについて考える
適性検査ではこう問われる
森林の役割や保護育成を環境問題のひとつとしてとらえ、考える
過去の公立中高一貫校の適性検査で、森林の役割や緑の大切さは「動物」や「環境」の問題として取り上げられており、植物の光合成のしくみや、二酸化炭素削減、土砂災害などへの対策としての植林と関連させて考える問題などが出題されています。
現在、世界的な森林減少は大きな社会問題となっており、国際社会での森林保護対策が進められています。そのことを踏まえ、今後の適性検査でも環境問題のひとつとして森林や樹木の役割やその大切さを考える問題が出題されると考えられます。小学校で学んだ知識をもとに自分がどう感じ、どう考えているかが重要となってきます。
親子でやってみよう
森林保護活動について調べ、自分たちにできることを親子で考える
森林保護や植林に関しては、国や地方自治体だけでなく、企業や団体もさまざまな取り組みを行っています。ホームページなどで紹介されているところも多いので、まずはその実態を知るために、どのような活動が行われているか、調べるところから始めてみましょう。そして森林について、さらには森林を守るために自分たちにできることなどを親子で話し合ってみましょう。
また、各地にある自然公園には資料館が併設されている所もあります。近くの山や自然公園へ出かけ、樹木や森の働き、そこから派生する自然の営みなどをお子さまと一緒に体感されてみるのもおすすめです。