滋賀県 高校入試制度・出題傾向（平成21年度）
滋賀県の公立高校入試制度（平成21年度）
| 内申書情報 | 一般選抜 | 推薦選抜・特色選抜 |
|---|---|---|
| 内申書には、中一から中三の二学期までの９教科の成績が５段階評価で記入される。「総合的な学習の時間の記録」や特別活動などの記入事項もある。 | 学力検査の成績（５教科500点満点）と内申書の内容で合否を判定する。学力検査に加えて、面接、作文、実技検査のいずれかを実施する高校・学科もある。学力検査と内申書の評価の比率（７：３～５：５）は高校・学科によって異なる。学力検査で傾斜配点を実施している高校・学科（コース）もある。 | 推薦選抜と特色選抜がある。どちらの選抜方法を実施するかは各高校が決定。特色選抜では中学校長の推薦書は不要だが、志願理由書が必要。また、各高校・学科が各々特色に応じた総合問題を課し、選抜する。 |
滋賀県の公立高校入試傾向（平成21年度）
| 英語 入試傾向 | 英語や日本語での記述式問題が約５割をしめる！ |
| 基本的な構成はほぼ例年どおり。【１】はリスニングで、英文を聞いて自分の意見を書くといった英作文の要素を含んだ問題などが出たよ。【２】は長文読解。【３】は対話文読解で、英語の質問に英語で答える問題などが出た。また、【３】には、英作文の出題も含まれていたよ。 | |
過去３か年はこれが出た！ |
| 数学 入試傾向 | 回転体や展開図に関する空間図形が出題された！ |
| 【１】は数と式、平面図形、確率、関数、空間図形の小問集合。【２】は関数で、時間と道のりの関係を表すダイヤグラムの問題。【３】は空間図形で、円柱の側面をある線で切って開いたときにできる側面部分の展開図に関する問題で、記述式の証明や作図はこの大問で出たよ。 | |
過去３か年はこれが出た！ |
| 国語 入試傾向 | 大問数は少なく、記述式問題が多いのが特徴 |
| 大問数は３つ。【１】説明的文章、【２】作文、【３】随筆と俳句の融合文が出題されたよ。【１】と【３】の問題文はどちらも短く、漢字の読み書きや、要旨や主題を問う問題が出されたんだ。作文は、読書についてのグラフとポスターを見て、自分の考えを書く問題が出たよ。 | |
過去３か年はこれが出た！ |
| 理科 入試傾向 | 作図問題や文章記述の問題が出た！ |
| 大問は【１】が生物、【２】が地学、【３】が化学、【４】が物理の計４問。出題形式は記述式の問題が多く、実験や観察からの出題が中心だよ。作図や文章記述問題が出るのが滋賀県の特徴で、作図は、【４】で鏡の前に水そうを置いたときの光の道すじを示す問題だったよ。 | |
過去３か年はこれが出た！ |
| 社会 入試傾向 | ３分野で文章記述問題が出題された！ |
| 【１】は融合(地理・歴史)、【２】は歴史、【３】は公民の出題だったよ。地理・歴史・公民の各分野で、理由などを説明する文章記述問題が出たよ。また資料を使った問題が多く、統計資料を読み取って答える問題も出たよ。資料読解力と文章記述力が求められているね。 | |
過去３か年はこれが出た！ |
