小学校英語・単語や文を書く宿題は「声に出して」が大事 ~宿題はやり方次第で学習効果に差がつく!~

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小6の子をもつAさん。帰宅した子どもが熱心に何かを書いています。見ると、プリントにアルファベットから、単語や文を書いていて、聞けば「英語の宿題」とのこと。『中学校のように単語のスペルを覚えないといけないのかな?』と少し不安になりました。

この記事のポイント

「書く」宿題が多く出ている小5,6年生

2021年度・1年間の英語学習についてのアンケート(Challenge English 編集部実施)で、英語の宿題内容について聞いたところ、「アルファベットを書く練習」「単語や文を書く練習」が多く出ていることがわかりました。「教科書に出てきた単語は書けるようにしないとダメなの?」そんな「?」が浮かんだかたもいらっしゃるかと思います。

英語の宿題内容について

※「この1年間で英語の宿題が出た」小5,6年生 531人の回答(複数回答)

小学生では、お手本を見ながら正しく書けることが大事

小学校英語での「読む・書く」では、中学校のように単語のスペルを覚えて書くこと、英作文をすることまでが求められているわけではありません。

*小学校英語の4技能の学習内容はこちらから
小学校英語では文法を教えないってホント?

小学校では「単語や英文を書き写すこと」「例文を参考に書くこと」など、つまり、単語や文を視写、お手本を見ながら書けることが求められています。

一石二鳥の書き練習は「声に出すこと」

書き写せばよい・・・たしかにそうなのですが、せっかく出された「書く」宿題は後につながるように取り組みたいものです。どうしたら、より効果が上がるのでしょうか。答えは簡単!「声に出して書く」です。

<アルファベットを書く場合>
■おすすめ取り組み方法
アルファベットを一文字ずつ(エイ、ビーなど)、声に出して読みながら書きましょう。
アルファベットの学習のコツはこちら

<単語や文を書く場合>
■おすすめ取り組み方法
例1:お手本を見ながら apple の単語を書く
エイ、ピー、ピー、エル、イーと一字ずつ読み上げながら書き、単語が完成したら、声に出して “apple” と単語として読みます。
「書いたのは、apple =リンゴ」と意味も意識するようにしましょう。

例2:お手本を見ながら I like apples. の文を書く
単語をひとつひとつ、声に出しながら書いていきます。文が完成したら、「わたしはリンゴがすき。」という意味を確認して、 “I like apples.” と声に出して読みましょう。

いかがでしょうか?このようにすることで、ただ書き写すだけでなく、意味がわかっている音声と文字の結びつきができ、この先単語や文を読み書きするうえで欠かせない基礎が定着していきます。ぜひお試しください。

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