【英語勉強法】効果的に進める“問題集復習法”のステップとは?問題集の選び方からやりがちなNG勉強法も解説

夏休みももう後半ですね。普段できないことに集中して取り組める貴重な期間なので、残りの日数を有効に生かしましょう。
ここでは、夏休み明けの授業や入試に向けて、英語の基礎力をしっかり身につけるのに効果的な“問題集復習法”についてお伝えします。

この記事のポイント

夏休みだからこそできる英語の復習とは?

夏休みのうちに必須でやっておきたいのは、夏までに習った文法単元の復習です。すべての単元を網羅的に復習できればいいのですが、自分の苦手な単元があれば、その単元からしっかりと復習するのが効果的です。
苦手な単元を洗い出し、教科書でその単元のポイントをもう一度確認してみましょう。そのあとで問題集の問題を解いて、苦手な単元を克服していきましょう。

<復習の手順>

  • ①自分の苦手な、またはあやふやな文法単元を洗い出す
  • ②苦手な文法単元が載っている教科書のレッスンをさがす
  • ③教科書のレッスンにある文法のまとめを見直す
  • ④見直した文法単元の問題集に取り組む
  • ⑤教科書や問題集に出てきたあやふやな単語・熟語も一緒に暗記する

問題集の選び方

英語の問題集といってもたくさんの種類があります。どれを選んだらよいか迷うかもしれませんが、大事にしてほしいのは、自分で選ぶこと。
自分をやる気にさせてくれる問題集を選ぶのがポイントです。手触りや色使い、文字の大きさ、解答を書く欄の大きさ、イラストなどが自分の好みのものかどうかを確かめます。

そして単元ごとに取り組めるようになっているもの、解き方の手順が解説されているもの、英文の和訳まで載っているもの、暗記事項は覚え方まで触れているものなど、1問ずつの解説が詳しいものを選ぶことも大切です。
さらに、レベルについては、内容を少し見て、わかる問題とわからない問題が半分ずつ掲載されているような,「実力の確認」と「難しい問題への挑戦」の両方ができるものを選びましょう。
また、はりきって分量の多すぎる問題集を選ぶのではなく、やりきれそうな分量の問題集を選ぶことも大切です。

<問題集の選び方>

  • ①自分をやる気にさせてくれそうか
  • ②単元ごとに分かれているか
  • ③問題の解説は1問ずつ詳しいか
  • ④ちょっと難しいけれど取り組めそうだ、と思えるレベルか
  • ⑤やりきれそうな分量か

問題集を効率的に進めるステップ

問題集は単元ごとに取り組み、解けない問題はしっかり解説を読んで理解したうえで、再度取り組んで確実に自分の力にしていくことが大切です。解けなかった問題は日にちを変えて解けるようになるまで何度も取り組み、解けない問題が残らないようにやりきりましょう。

ステップ1

苦手な文法単元のポイントを教科書で見直したあと、問題集で同じ単元の問題を解き、必ず答え合わせをします。間違えた問題は解説を読んでしっかりと理解をしておき、翌日以降にもう一度解く予定を立てておきます。正解するために暗記が必要なものは、あわせてここで覚えてしまいましょう。

ステップ2

ステップ1で解けなかった問題にもう一度取り組んでみましょう。まだ理解できていないようなら、もう一度解説を読み、どこが理解できていないのかを考えます。自分の力でどうしても理解できないようなら、塾の先生や家族に尋ねるなど、理解できるようになるまであきらめないことが大切です。

ステップ3

ステップ2を行った翌日以降に、ステップ2で解けなかった問題にもう一度取り組みます。理解できるまで解いて、自分の実力にしてしまいましょう。あまり長く期間が空いてしまうと効果が薄くなってしまうので、ステップ3までを1週間以内に完了することがポイントです。

すぐに忘れてしまいがちな単語の学習などについては、短い期間で何度もやり直すことが大切です。苦手な単元や、暗記が必要な学習はこのステップ1~3を繰り返し実践すると効果的です。

やりがちなNG勉強法&やる気が出ないときの対処法

問題集は自分に合ったものを選んで使い切ることが、実力をつける近道です。自分の解ける問題だけ解く、または解けなかった問題をそのままにする、いろんな問題集にあれこれ手を出し、苦手な単元を克服できないままにするなどでは、必要な英語の力はなかなか身につきません。
あれこれ目移りせずに、やると決めた1冊をまずこの夏の間にやりきることを目標にして取り組みましょう。

また、問題集をやりきろう、と思って始めても、やる気が落ちるときや出ないときもあると思います。そんなときは、その理由を少し考えてみるとよいでしょう。
睡眠は足りていますか?もし前日寝るのが遅くなって睡眠が足りないのだとしたら、お昼寝の時間を少し取ってみてはどうでしょうか。少しの時間でも睡眠すると、とてもスッキリして、自分でも驚くほどやる気が出てくることもあります。
また、自分の志望する学校の過去問を見たり解いたりしてみるのも、とても効果的です。過去問が解けるようになれば受かる実力がつくのですから、おのずとやる気が出るはずです。時には思い切って自分なりの気分転換をし、勉強に向かう気力を養うことも大切です。

  • ◆問題集はあれこれ手を出さず、やると決めた1冊をやりきる
  • ◆やる気が出ないときは、思い切ってやる気を迎えに行くための気分転換をする

まとめ & 実践 TIPS

まずは、自分で問題集を選ぶところから始めてみましょう。一冊使い切ったあとは、きっと英語の基礎力が身についているはずです。文法をマスターしたり、単語や熟語を覚えるなどの英語の基礎力は、英文を読んだり英訳をしたり、長文読解の問題を解いたりする総合力につながります。苦手な単元が残っていない状態で夏休み明けのスタートが切れるよう、頑張りましょう。

株式会社プランディット 英語課 梶田(かじた)
編集プロダクションの株式会社プランディットで、進研ゼミを中心に、小学校から高校向けの英語教材の編集を担当。

プロフィール

株式会社プランディット

1988年創業のベネッセ・グループの編集プロダクションで,教材編集と著作権権利処理の代行を行う。特に教材編集では,幼児向け教材から大学入試教材までの幅広い年齢を対象とした教材・アセスメントの企画・編集を行う。

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