習慣化できない原因とは?勉強や運動を習慣化するコツを知って三日坊主を卒業!

「何をやっても続かない」「勉強が習慣付かない」というお子さまはいませんか? 習慣化は、子どもだけでなく大人にとっても難しいもの。ただ、習慣化できない原因を知り、コツを押さえて行動すれば、三日坊主から卒業できる可能性もあります。大人にも当てはまる内容ですから、悩みがあるかたはぜひ参考にしてみてください。

この記事のポイント

早起き、勉強、生活ルールなどが習慣化できない3つの原因

目標が高すぎる

習慣化するには、目標を決めることが大事です。ただ、その目標が高すぎると続けられなくなってしまいます。今まで運動しなかった人が「毎日1時間ランニングをする」という目標を立てたら、恐らく挫折するでしょう。
何かを始めようとした瞬間はやる気に満ち溢れているため、目標を高くしがちです。毎日続けるためには、達成できそうな目標設定が必要になります。

結果を早く求めすぎている

目標を達成するまでには時間がかかります。すぐに成果が表れないため、モチベーションが保てず、途中でやめてしまう人が多いのです。
また習慣化とは、無意識でもできるような状態になることを指します。習慣化できるまでに長い時間がかかるのは当たり前。短期間で結果を求めること自体が間違っているのです。

「がんばる!」というやる気だけで動いている

始めた日はやる気に溢れていても、徐々にモチベーションは落ちていきます。それにも関わらず「やる気」だけで続けようと思っても、心身ともにツラくなるだけです。
習慣化は、精神論だけでは達成できません。無理せず自然とできることが、本当の習慣化。気持ちが乗らない日もできるように、やる気だけに左右されない目標設定が大事になります。

習慣化するとうれしい効果が!

面倒なことでも取り組みやすくなる

習慣化したいものは、自分にとって苦手なものや面倒なもののはずです。習慣化して無意識にできるようになれば、その物事に対してマイナスな感情も抱きにくくなるでしょう。これが、習慣化の一番のメリットです。「面倒だけどやらなければならないもの」ほど、習慣化していくとよいでしょう。

目標の達成に近づく

何か達成したい目標があって、そのために習慣化を考えている人も多いでしょう。運動も勉強も積み重ねが大切。習慣化してコツコツと続ければ、自分の知識や経験を増やすことができ、目標に一歩ずつ近づくはずです。短期間で詰め込むよりも、こちらの方が目標を達成しやすいかもしれません。

自信や自己肯定感が高まる

習慣化できれば、最終的な目標を達成できる可能性が高くなります。結果が出れば、それは大きな自信になるでしょう。また、小さなステップでも続けて、その姿を自分自身で認めてあげられれば、自己肯定感の向上にもつながります。

習慣化するコツとは?シーン別に紹介

勉強の習慣化

習慣化したいものの中で、一番難しいのは勉強かもしれません。習慣化して無意識に続けることができたら、負担が減って成果も出やすいはず。将来のために必要な勉強だからこそ、上手に習慣化していきましょう。

<時間を決める>

「毎日英語を勉強する」というざっくりとした目標だと、つい先延ばしにしがち。そうならないためにも、取り組む時間は具体的に決めましょう。「朝起きたら」「お風呂に入ったら」「20時になったら」という感じです。
やる気が出るのを待って取り組むのではなく、ひとまず時間になったら動いて体で覚えていくようにしましょう。宿題や予習復習など、毎日やらなければならないものはこの方法がおすすめです。

<得意な教科から始める>

勉強を習慣付けるには、内容よりもまず「勉強すること」を当たり前にするのがポイント。得意な教科だけでもよいので、机に向かう習慣を付けることから始めてみましょう。
得意な教科でやる気がアップしたら、その次に苦手な教科に取り組んでみてください。その順番で行えば、勉強に取り掛かる最初のハードルがぐっと下がります。受験勉強やテスト勉強などで、やる気が出ないときにもおすすめの方法です。

<1回の時間を短くする>

習慣化は、量よりも続けることが大事です。1日5分といった短い時間でもよいので、とにかく毎日続けてみましょう。目標を高くしすぎると、「できない」が増えていきます。その結果、自信ややる気が低下し、途中でやめてしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
小さくても「できた」を積み重ねていくのが、習慣化のコツ。「毎日1ページずつ本を読む」など、読書を習慣化したいときにもおすすめです。

<見えるところでやる>

人目があると、やらなければいけない気になりますよね。そこでおすすめなのが、リビング学習。特に、勉強を習慣付けていきたい低学年のお子さまにぴったりです。
また、学習室や図書館など、人目のある場所で勉強するのもよいでしょう。家族や友人に習慣化したいことを宣言して、見守ってもらうという方法もあります。

<習慣化できているものと組み合わせる>

歯磨き、食事、お風呂、着替えなど、生活の中には無意識に行っているものがたくさんあります。その行動をトリガーにして、勉強をしてしまうという方法です。
「歯磨きをしたら勉強をする」「着替えが終わったら読書をする」「朝ごはんの前に英単語を5つ覚える」というように、何かきっかけを決めて、無理のない目標とセットにして取り組んでみましょう。

習い事や運動の習慣化

習い事は、教室やチームで目標を決められてしまうことも多く、思ったようにやる気が出ない場合もあるでしょう。そんなときは、習慣化を目的とした自分だけの小さな目標を決めてみましょう。小さな目標を少しずつ達成することで、大きな目標に近付けていく感じです。
また運動は、イレギュラーな状況でどうするのかを決めておくことが大事。「何があっても毎日やる」としてしまうと、できなかった日以降のモチベーションが保ちづらいでしょう。体調不良や用事などで取り組めない日は必ずあります。「体調が悪い日は休む・回数を減らす」「月に2回まではできない日があってOK」とあらかじめ決めて、長く続けられるようにしましょう。

早起きや生活リズムの習慣化

生活の中には、習慣化したいことがたくさんあります。すべてを一度にやろうとせず、まずはできそうなことを一つだけ決めて続けてみましょう。習慣化できたら、そこに別の行動を付け足してみてください。
家庭内のことですから、家族に宣言したり、一緒にやったりするのもおすすめです。誰かと一緒に行えば、それに引っ張られてできることもあります。

子どもが習慣化できるようになるために親ができること

一緒にやってみる

習慣化は、仲間がいると達成しやすくなります。子どもが習慣化したいと言ったこと、親として習慣化してほしいことを、ぜひ親子でやってみましょう。
生活に関すること、運動、読書など、一緒にできることはたくさんあるはずです。勉強を習慣付けたいなら、子どもが勉強を始める時間に一緒に机に向かって何か作業をするのもよいでしょう。お互いの集中力を邪魔しないものなら、取り組むものは同じでなくても大丈夫です。
習慣化したいことに、マイナスのものはないはず。自分自身にも良い効果があると思って、ぜひ保護者のかたも取り組んでみてください。

できたことを見える化する

毎日続けられていても、それを実感するのは難しいものです。実感できないことで、モチベーションを保てない人もいるでしょう。
そんなときは、シールやスタンプなどで、できた日に印を付けていくのがおすすめです。カレンダーやシール帳だけでなく、ひらがな表や漢字表の覚えたところに印を付けるのもよいですね。
成果が見えると自信がつき、「明日も続けよう」というやる気につながります。保護者のかたが「毎日続けられているね」と声をかけてあげると、なおよいでしょう。

習慣化しやすい環境づくりをする

習慣化を妨げないためのサポートも大事です。特に勉強は、別のことに注意が向いてしまうと集中できません。勉強をする時間にはテレビを消したり、マンガやゲームは別の部屋に置いたり、声をかけすぎないようにしたりして、お子さまのがんばりを後押ししてあげましょう。
食事やお風呂の時間といった一日のスケージュールも、大人の意向だけで決めるのではなく、お子さまの意見や事情もしっかり聞いてあげるとよいかもしれません。

まとめ & 実践 TIPS

理想とするものが大きければ大きいほど、習慣化が大事になります。まずは小さな目標に向かって、スモールステップで成果を出していきましょう。その方が自信がつき、モチベーションも保ちやすくなるはず。強い意志があるから習慣化できるわけではありません。無理なく毎日続けられる目標を見つけ、地道に取り組むことが、習慣化を成功させるコツです。

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