もう失敗しないために!定期テストの振り返り方【英語編】

定期テストは、勉強のサイクルを作っていく重要なイベントです。
しかし、定期テストが返却されても振り返りをせずに、ついついそのままにしてしまう……という声をよく耳にします。
特に英語は積み上げ教科であることから、新しく学習した内容だけでなく、すでに学習した内容の復習も大切です。
そこで今回は、英語の定期テスト返却後の効果的な振り返り方をご紹介します。
次のテストでよりよい結果を残すために、優先順位をつけてしっかりと振り返りましょう。

答案が返ってきたら? やるべきこととその優先順位

テストの答案が返ってきたら、記憶の新しいうちに振り返りをしましょう。
答案返却の直後がベストですが、まとまった時間が確保できない場合には週末などの時間を活用して取り組むことをおすすめします。
そこで効率的にできる、定期テストが返却されたあとに優先してやるべきことを紹介します。

間違えた原因を3つに分類する

定期テストが返ってきたら、まずは間違えてしまった問題の原因を「知識(暗記)不足」「速さ&経験不足」「ケアレスミス」のいずれかに分類してみましょう。
どのような間違いかを分析することで、見直しに向けた準備を整えましょう。

●原因①:知識(暗記)不足

1つ目の原因は、知識不足・暗記不足による間違いです。
具体例として、以下のような間違いが挙げられます。

・空所補充の問題が解答できていない
・可算/不可算名詞の区別ができていない
(間違い例)
 There are many milks in the refrigerator.(←〇much milk ※milkは不可算名詞

●原因②:速さ&経験不足

2つ目の原因は、速さ&経験不足による間違いです。
主に、以下のような間違いが挙げられます。

・リスニング問題で聞きとれない
・時間不足で解答欄が白紙のまま
・テーマのある自由英作文で書く内容が思いつかずに白紙のまま

●原因③:ケアレスミス

3つ目の原因は、ケアレスミスによる間違いです。
主に、以下のような間違いが挙げられます。

◆書き忘れ
 ①a/theの書き忘れ
(間違い例)
 I want to be tennis player.(←〇a tennis player
 ②3人称単数現在のs/es、複数形のs/esの書き忘れ)
(間違い例)
 Mr.Brown teach English in our school.(←〇teaches
 ③ピリオド・クエスチョンマークの書き忘れ
◆書き間違い
(間違い例)英単語の書き間違い
 A day has a 24 ours.(←〇hours
◆指示の見逃し
(間違い例)問題の条件や語数指示・書き換え指示を満たしていない
(間違い例)並べ替え問題で使用していない語がある

定期テストが返却されたら、まずは間違えた原因を次の3つに分類する

  • ・原因①:知識不足
  • ・原因②:速さ&経験不足
  • ・原因③:ケアレスミス

間違えた原因に合わせて見直しをする

間違えた原因を分類し終わったら、それぞれの原因に合わせた見直しをして、次から「失敗しない勉強スタイル」の定着を目指しましょう。
「暗記ができなかった」「時間が間に合わなかった」「ケアレスミスをしてしまった」を「できる!」に変えるために、テストの内容とともに、日常の学習や定期テスト前の勉強法の見直しをしていきましょう。

【知識不足対策】前回のテスト範囲だった単語/熟語/文法を復習する

知識不足で解答ができなかった箇所は、定期テスト後にしっかりと復習をしましょう。
英語は「過去に学習した単元」がその先の単元理解に必要な知識となる「積み重ね科目」です。
そのため、終了した定期テスト範囲であってもしっかりと見直し、復習をしましょう。
特に文法問題で間違えている場合には、間違えた問題が「なぜその解答になるのか」を自分で説明してみましょう。

文法は、解答の暗記ではなく仕組みを理解することを意識した復習が重要です。
また、単語や熟語も、文法と同様に次回以降の定期テストでは「学習済みのもの」として出題されます。
そのため、暗記しきれていなかった単語や熟語は単語カードや暗記ノートに書き留め、しっかり暗記をし直しましょう。

【速さ&経験不足対策】タイマー活用&テスト前こそ新しい問題に挑戦する

速さや経験不足で解答ができなかった問題があった場合、まずは日頃の学習から時間を意識した解答を心がけましょう。
「この問題は何分で解こう」と決めたうえで、タイマーをセットして解いてみましょう。

このとき大切なのは、「自分の思っている所要時間で解けているか」、「問題に時間をかけすぎていないか」という2点の確認です。
時間がかかりすぎてしまう問題は、解説を見て解き方や文法を理解し、翌日に再度挑戦してみましょう。

また、定期テスト直前期ほど、「これまでの復習」を大切にしがちです。
しかし英語の場合は、テスト前こそ「まだやったことない問題」に挑戦してみましょう。
特に、自由英作文やリスニングといった問題は、演習こそが最短の上達方法といえます。
どのような問題が出題されても落ち着いて解答できるよう、さまざまな問題形式に取り組むことで知識を蓄積していきましょう。

【ケアレスミス対策】自分の「やりがちミス」を理解して日頃から意識する

定期テストでケアレスミスをしたところは、自分がどういうミスをやりがちなのか、自分の「やりがちなミス」の分析が重要です。
ケアレスミスをしてしまった内容を振り返り、自分の間違え方のクセを確認しておきましょう。

このとき、「ケアレスミスノート」を作って定期テストごとにまとめておくこともおすすめです。
ケアレスミスの防止は一朝一夕ではなし得ません。
定期テスト期間だけでなく、毎日の宿題やワーク・小テストなど、ふだんからケアレスミスを防ぐために常に意識することが大切です。

【定期テスト対策】ワークの丸付けは後回しにせずに、答え合わせでは「なぜそうなるのか」を大切にする

定期テスト前には、英語では範囲に合わせてワーク課題が課される場合も多いでしょう。
しかし、課題を終わらせることに終始してしまい、丸付けを後回しにしてしまう、というケースが散見されます。

こういった「解きっぱなし」はテスト中の「ワークでやった記憶があるのに、やりかたがわからない……」につながります。
日頃の勉強から、ワークは1ページ解き終わったら丸付けをする、という習慣をつけておきましょう。

また、丸付けで一番大切なのは、〇×よりも解き方や考え方が正しいか、という点です。
解説をしっかり読み「なぜそうなるのか」まで確認し、理解を深めることを習慣にしましょう。

  • 【知識不足対策】前回のテスト範囲だった単語/熟語/文法を復習する
  • 【速さ&経験不足対策】タイマー活用&テスト前こそ新しい問題に挑戦する
  • 【ケアレスミス対策】自分の「やりがちミス」を理解して日頃から意識する
  • 【定期テスト対策】ワークの丸付けは後回しにせずに、答え合わせでは「なぜそうなるのか」を大切にする

まとめ & 実践 TIPS

いかがだったでしょうか。
定期テストは日々の学習の振り返りや、勉強の見直しをするための絶好のチャンスです。悔しいという思いが残っているタイミングで、「どうすればよかったか」「次はどうしたいか」を真剣に考えることで、ステップアップにつながります。
定期テストが返ってきたその日から、次のテストに向けての準備ができるよう、見直しの仕方を整えましょう。

株式会社プランディット 英語課 山口
編集プロダクションの株式会社プランディットで、進研ゼミを中心に、小学校から高校向けの英語の教材編集を担当。

プロフィール

株式会社プランディット

1988年創業のベネッセ・グループの編集プロダクションで,教材編集と著作権権利処理の代行を行う。特に教材編集では,幼児向け教材から大学入試教材までの幅広い年齢を対象とした教材・アセスメントの企画・編集を行う。

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