中学校で使える英語力をつけるなら家庭で教科書を利用して応用力をつけよう!
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大人の英語レベルでも「中学校程度の英語がわかれば大丈夫です」と言われることがありますが、意外とつまずきが多いのが中学英語です。
中学英語は基本と言われるだけに、つまずきや苦手分野は早めに克服しておきたいですよね。
使える中学英語をつけるためにやっておきたい、教科書を利用した学習方法をご紹介します。
リスニングの強化にはシャドーイングが効果的
シャドーイングは、聞き取った英語音声をそのまま発声していく英語練習方法です。聞こえた英語を影のように追っていくのでシャドーイングと言われます。文章の理解力、発音、リスニング力を鍛えられるので、TOEIC試験対策をしている大人にも人気の学習方法です。
シャドーイングは、文字を見ずに聞こえたままの音声を真似していくトレーニングですが、知らない単語は聞き取れないですし、文章の意味がわからないと苦痛です。
最初のうちは文章を見ながら音声にかぶせるように読み上げ、終わったら日本語訳をチェックするというやり方を試しましょう。慣れてきてからシャドーイングに移れば、聞き取れない単語や文章が減っていきます。
会話文の理解度は前後の文脈を想像すると上がる
小説や映画なら難なく覚えられる短文でも、覚えるべき文法を強調した教科書のものになると全然覚えられない……ということ、ありますよね。
そんなときは、「もしかしたら、敵に追われているのかも」「実は仲良くなくて、口をきくのも嫌だったのかも」と、「そこにその文章があるのはなぜなのか」を考えながら読むと楽しめます。
前後の文章や間にある会話を英語で考えてみると、英作文の力もつきますよ。
教科書の例文からテストに出そうな問題を作ってみよう
テストの出題者の気持ちになって問題を作成しても、英語の実力がついていきます。たとえば、教科書に出ている文章を疑問文や否定文を作ったり、登場人物に他のセリフを言わせて物語を変更してみたりしてみましょう。
自分で問題を作ったはいいけれど、正答がわからないというときは、英語が得意な友達や学校の先生に聞いてみるとよいでしょう。問題を出し合う仲間ができれば英語学習が楽しくなりますし、学校の先生も教科書を応用して使ってくれている事実を喜んでくれますよ。
まとめ & 実践 TIPS
英語力をつけるために市販の問題集に頼る人は多いですが、問題集を購入せずとも教科書を使い倒すことで英語力をつけることができます。
英語の点数が伸び悩んで困っている場合は、教科書の基本的な理解が進んでいない可能性が高いです。いくつもの問題集を横断的にやるよりも、まずは教科書をしっかり理解できるように工夫してみてはいかがでしょう。
出典:ベネッセ教育情報サイト 中学で英語が得意になる! 第4回 英語が得意になる方法(3) 英文の意味を理解する【前編】
URL https://benesse.jp/eigo/201403/20140312-1.html
出典:ベネッセ教育情報サイト 中学で英語が得意になる! 第5回 英語が得意になる方法(4) リスニングにはコツがある!【後編】
URL https://benesse.jp/eigo/201403/20140320-1.html
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