我が子の「書く力」は大丈夫? おすすめ書き取り勉強法4選【PR】

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デジタル時代、GIGAスクール構想で1人1台端末の利用やデジタル教材を使った学習が注目されています。普段の生活でもデジタルデバイスに触れる機会が多くなったのではないでしょうか。そうした中で、気になるのが子どもたちの「書く力」。「書く力」を伸ばすには、どのような方法があるのでしょうか。

この記事のポイント

デジタル学習環境で改めて大切になる能力とは?

デジタル端末での学習が活発化しているデジタルネイティブ世代の学習環境は、スマホの利用は当たり前、タブレットやパソコンを利用したデジタル教材の活用が推進されるなどこれまでとは大きく異なる環境となっています。

そうした中で、理解力や記憶力など、子どもたちのいくつかの能力について「紙中心で学習していた時代より低下してしまうのでは?」と懸念される親御さんもいるかと思います。

その中でも特に心配されているのが、子どもたちの「書く力」。2021年9月にベネッセコーポレーションが実施したインターネット調査「プリンターに関するアンケート」では、タブレットまたはPC学習によるデメリットについて約7割が「文字の手書き能力の低下」と回答しました。※1

紙の学習では答えを「書く」ことが必須でしたが、デジタル教材では選択肢をタップするだけで回答できるものも少なくありません。タブレット学習が増えることで、子どもたちが実際に鉛筆を手に持って書くという機会が減るかもしれないという懸念です。

「書く力」は、漢字や表現を覚えたりテストに解答したりするために必要なだけでなく、メモをとったりノートにまとめて覚えやすくしたりするにも欠かせない力です。デジタル学習環境においても、「書く力」を高めることで、より効果的に学習を進められるでしょう。

書き取り練習を楽しくする!おすすめ方法4選

1人1台端末の時代は、より意識して子どもたちの「書く力」を伸ばしていきましょう。より楽しく書き取り練習を続けるために、今回はタブレットを使った書き取り練習の方法1つと、紙を使った書き取り練習の方法3つをご紹介します。

【勉強法1】タブレットのアプリを使って書き方のポイントを押さえる

1つめの方法は、タブレットのお絵かき機能や書き取りができる教材アプリを使う方法です。

タブレットでの書き取りは、簡単に何度も書いたり消したりできるというメリットがあります。お絵かきアプリならタブレットに元々ついている機能や無料アプリも多く、背景色やペンの色、ペンの種類を変えて書けるのが魅力です。

書き取り用教材のアプリなら、お手本をなぞったり書き順や「とめ・はね・はらい」をチェックしたりするのも簡単。丸つけやアニメーションなど、お子さまのやる気を高めてくれる仕組みもあるでしょう。

なお、タブレットでの書き取り練習では注意すべきポイントが2つあります。1つは、お子さまの目に負担がかかりやすいこと。2つめは、せっかく書いても消えてしまうので「これだけたくさん書いた!」という実感を得にくいことです。

特に1つめのポイントについては、文部科学省が「タブレットは30cm以上目から離して見る」「30分に1回はタブレットの画面から目を離し、20秒以上遠くを見る」などを勧めています。

【勉強法2】制限時間を設けてゲーム感覚でたくさん書く

漢字や表現を覚えるための書き取り練習では、「制限時間を設けて何回書けるか」といったゲーム感覚での練習ができます。

やり方はとても簡単。以下の手順が基本ですが、お子さまの状況に合わせて柔軟にアレンジしてあげてください。ご家庭にプリンターがある場合は、文字の形をとりやすいようマス目を印刷した紙を用意してあげると取り組みやすくなります。

<書き取りゲームのやり方>

  • 1.お手本、鉛筆、消しゴム、紙、タイマーを用意する
  • 2.タイマーを30秒または1分にセットする
  • 3.「よーい、始め!」でタイマーをスタートし、お子さまの書き取り練習を始める
  • 4.タイマーが鳴ったら、書き取り練習の手を止める
  • 5.書けた回数を数える(きちんと書けたものに1点、読みやすく書けたものに2点など、点数をつけてもOK)
  • 6.書けた回数(または点数)を記録する

1回目は文字などの形を覚えるのに一生懸命で、あまり回数は書けないかもしれません。しかし、2回目、3回目と繰り返していくと書ける回数が少しずつ増えたり、読みやすく書けたものが増えたりします。

「前よりもできた!」という実感がお子さまのやる気につながっていく方法です。

【勉強法3】好きなペンと紙を使って書く

文房具が好きなお子さまなら、鉛筆とノートという組み合わせだけでなく、いろいろなペンと紙を使って書き取り練習をすると楽しく続けられます。

ペンは、お子さまでも使いやすい安価な万年筆、カラーマーカー、筆タイプのペン、書き味の良いゲルインクのボールペンなどがおすすめ。紙は、折り紙、スケッチブック、色上質紙(薄口・厚口)などを試してみると面白いでしょう。

文房具が好きな子にとっては、「お気に入りのペンで書ける」こと自体が楽しいものです。今まであまり使ったことがないペンなら「きれいに書こう」という意識にもつながります。

お気に入りの紙にマス目を印刷してあげるだけでも、同じ書き取り練習を続けやすくなりますよ。

【勉強法4】ご家庭で教材をプリントして使う

ご家庭のプリンターを使って、書き取り用の教材をプリントして使うことも可能です。

書き取り用プリントには、市販のものだけでなく、Web上に公開されている無料のコンテンツもあります。ひらがなの書き順や、バランスよく書くためのマス目が記載された練習用紙、読み取る力を養うことができる「ことばあそび」のコンテンツなど、内容もバリエーション豊かです。

たとえば、エプソンの「おうちプリント」では

  • ・あいうえお表
  • ・カタカナ表
  • ・アルファベット表
  • ・白地図(日本・世界)
  • ・都道府県と県庁所在地
  • ・ことばさがし

といった日々の学習で使いやすいコンテンツをダウンロード、印刷できます。

就学前や小学校低学年のお子さまなら、「あいうえお表」を印刷してカラーペンでなぞる練習で文字の手書き能力を鍛えられるでしょう。書き順が記されていますので、自然に文字の形と正しい書き順を覚えられます。

「ことばさがし」は、お子さまが知っている言葉がどのくらいあるかをゲーム感覚で試せる楽しいプリントです。複数のカラーペンを用意して、みつけた言葉をなぞったり、別の用紙にどんどん書き出してご家族で競争したりするのも楽しいでしょう。

このような教材プリントを印刷する、購入した問題集の書き取り練習ページをコピーして使うなど、お子さまの状況や好みに合った教材で楽しく進めるのが書き取り練習を続けるコツ。同じ漢字や表現の書き取り練習では、お子さまが飽きないよう、いくつかの教材プリントを使いながら反復学習していきましょう。

エプソン「おうちプリント」>

書き取り練習プリントには低印刷コストのプリンターが経済的

書き取り練習は、何回も書く練習をするものです。書き取り練習用にマス目を印刷したりプリントや問題集のページをコピーしたりするにしても、「インク代や用紙代が家計の負担になる」「いちいちパソコンを立ち上げて印刷するのは手間がかかる」といったことも気になるでしょう。

そうした課題を解消するには、プリンター選びがポイントになります。

【教材プリントの印刷に適したプリンターの条件】

まずは、書き取り練習に適したプリンターの条件をチェックしておきましょう。

<書き取り練習に適したプリンターの条件>

  • 1.自宅で印刷できて低印刷コスト
  • 2.PCはもちろん、スマホからも印刷できる
  • 3.手軽にプリントや問題集のページをコピーできる

第一に、たくさん印刷しても家計に響きにくいプリンターがおすすめです。インクの価格だけでなく、インクを1回交換してから次に交換するまでに何枚印刷できるかという点もチェックしておきましょう。

次に、スマホからのプリントが可能か確認しましょう。
プリンターにWi-Fi®が搭載されていれば、スマホで表示しているPDFファイル等をあっという間にプリントができます。スマホのカメラ機能で最近のモデルは、プリンターに表示されるQRコードをスマホのカメラ機能で読み取るだけで、あっという間に接続できることが特長です。スマホで検索してそのまま印刷したり保存した画像を印刷したりできれば、パソコンを立ち上げる手間がかかりません。

コピー機能を利用できるプリンターも、学校のプリントや問題集のページを印刷して反復学習をするのに便利です。スキャン機能がついた「複合機タイプ」というプリンターが該当します。

【おすすめのプリンターはエコタンク搭載型】

こうした条件に当てはまるプリンターには、たとえばエプソンのエコタンク方式のプリンターがあります。

エコタンク方式のプリンターのA4カラー文書1ページあたりのインクコストは「約3.0円(税込)」で、従来のインクカートリッジモデルのインクコスト「約13.2円(税込)」と比べても圧倒的な低印刷コストを実現しています(※2)。
お子さまの勉強で多くの教材をプリントしたとしても、家計への影響が少なく済むことが最大の特長です。

次に、印刷枚数について確認しましょう。標準サイズのボトルインクなら1回のインク交換でA4カラー文書を約1,000ページ印刷可能です(※2)。なお、編集部の調べでは、ボトルインク1本あたりの実勢価格は660円(税込)とお手頃。自動両面印刷も可能で、手軽に用紙代の節約もできますよ。

エコタンク方式のプリンターで特におススメのモデルは、「EW-M754TW」(本体色が白)、「EW-M754TB」(本体色が黒)という家庭用スタンダードモデル。ご家庭でプリントを印刷するのに便利な機能がたくさんついています。

(※2:算出条件はエプソンのホームページをご確認ください)

<EW-M754TW/TBの特徴>

  • ・プリントに適したA4サイズまでの印刷が可能
  • ・コピー・スキャン機能搭載
  • ・4.3型ワイドタッチパネルで操作しやすい
  • ・カラー印刷・モノクロ印刷・自動両面印刷が可能
  • ・A4原稿2枚をA4用紙1枚に縮小し貼り付けて印刷できる「2in1コピー」機能
▼プリンターの選び方や活用術はこちらもチェック!

まとめ & 実践 TIPS

1人1台端末でデジタル教材が当たり前になっても、書く力などの能力を養うには書き取り練習などの「書く練習」が必要です。

楽しく書き取り練習を進めるには、

  • ・書き取り練習用のアプリを使う
  • ・ゲーム感覚で書きまくる
  • ・さまざまなペンや紙を使う
  • ・ご家庭で教材をプリントして使う

といった方法があります。

学習状況や好みに合わせていくつかの方法を組み合わせたりアレンジしたりしつつ、お子さまの書く力を育てましょう。


出典:
低印刷コスト&大容量インク エコタンク搭載モデル|エプソン
https://www.epson.jp/products/ecotank/

はじめてのプリンターの選び方を徹底ガイド|ベネッセ教育情報サイト
https://benesse.jp/hajimete/printer/

端末利用に当たっての児童生徒の健康への配慮等に関する啓発リーフレットについて|文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/mext_00001.html

※本媒体上の他者商標の帰属先は、エプソンのホームページをご確認ください。

※1
【調査方法】インターネットによるアンケート
【調査対象】0歳~小学6年生までのお子さまがいる女性
【有効回答数】1690人
【実施期間】2021年9月調査

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