【世界の中学生〜ロシア(7)〜】子どもとは、愛情や信頼で結ばれていたい
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世界の中学生をリサーチし、お届けする今回は、ロシア在住のマーシャさんのお宅にお邪魔しました。

お母さんに、子育てについて質問しました
——子育ての中で、何を一番大切にしていますか?
子どもと親しむこと。あとは信頼関係を築くことです。人間関係においては、何よりも愛や信頼が大事だと考えているので、それは親子でも同じことだと思っています。もちろん友人関係でも同じことですが、一番親しい家族、ましてや自分の子どもとは、愛や信頼で結ばれていたいのです。
また、子どもの趣味や興味をサポートすることも大切にしています。興味をもったものに関しては否定せず、なるべくやらせてあげたいと思っています。とにかく子どもの意思を尊重したいという気持ちが強いですね。
——子どもに一番伝えたいことは何ですか?
とても難しい質問ですね。たくさんありすぎて答えられません。愛、平和……など。でもやはり、子どもには愛を伝えたいと思います。どんな人にも愛をもって接することができる子どもであってほしいですね。
——どんなときに子どもをほめますか?
学校でも家でも、難しい問題を進んで解決したとき、宿題を予定通りきちんとこなしたとき、頼まなくても自分から進んでお手伝いしてくれたりしたときはほめてあげますね。
——では、どんなときに子どもを注意しますか?

インターネットをし過ぎているときや、遅い時間になっても宿題をやっていないとき。インターネットは勉強にも役に立つことがありますが、やりすぎているときは注意します。また、家のルールで、自分の使った食器は自分で洗うことになっているのに、食器を洗ったり片付けたりしなかったときは厳しく注意して、洗うように言いますね。それから、マーシャは人に対してたまに失礼なことを言うことがあるので、そのときは強く叱ります。家の中で自然と出る言葉は外でも出てしまいますから。
子どものやりたいことを自由にやらせて、のびのび育てつつもしつけには厳しい。愛情があるからこそ甘やかさないのでしょうね。
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