運動会の練習に疲れている子どもを励ますベストな声かけは?

秋になると、多くの小学校で始まるのが運動会の練習です。運動会の練習期間は普段通りの授業を受けながらも体力を使い、元気な子どもたちであってもへとへとに疲れて帰ってくるかも…。そんな子どもたちには、どのように声をかけてあげればいいのでしょうか。


ただの「がんばれ」「我慢しよう」の先を行く声かけを

 学校から帰ってくると「運動会の練習は疲れるから嫌だ」と言っていても、夕ご飯を食べ、夜しっかり睡眠をとれば、子どもたちは1日で心身ともにすっきり、リセットする能力を持っています。そのためにご家庭でまずやっていただきたいことは、体作りのサポート。栄養を考えた食事を用意し、きちんと寝る時間を決めてそれが守れるように協力してあげてください。そのような生活の中で、運動会や日々の練習に対する不安や不満の言葉が出るようであれば、どう考えて今後を乗り切ればいいのか、声をかけてあげましょう。

 

気をつけなければならないのが、「がんばれ」「運動会までは我慢しよう」というよくある簡単な声かけです。声をかけて励ますこと自体悪いことではないのですが、がんばれも我慢しようも、子どもたちはよくわかっていること。言われるまでもないことを言われても、心に響くものがありません。

 

 

ここまでがんばってきたことを評価する

 「疲れた、もうやりたくない」といった体力的な苦しさについては、まずはその通りだと今までの辛さを認めましょう。誰もがやっていることだからあなたもできるはず…と、他人と比較するような言い方は避け、「とても大変だと思うけど、よく今までやってきたよね」と、今までのがんばりを高く評価してください。運動会の練習は学年ごとに大変になっていくので、「去年よりずっとしっかり練習についていけているんじゃない?」と、成長していることも教えてあげましょう。

 

 

「うまくできない」「一番になれない」には、今がまだ途中経過であることを伝える

 「成功させること」「失敗しないこと」が目標になるダンスや組体操では、技術的についていけないことを嘆く子どももいます。成功しなくてもいい、失敗してもいい、ということを伝えてもいいのですが、学校ではあくまでも成功すること、失敗しないことを目指しているものです。ですから、ご家庭では「今はまだ成功への道の途中である」ということを伝えましょう。最後の1日、あるいは当日がまさに完成のその日になるかもしれないのです。

 

徒競走やリレーのように順位があるものも同じです。結果は最後までわかりません。思うような順位が取れず悔しがっている子どもには、運動会では毎年必ず大逆転があるのだと思い出させてあげましょう。順位がすべてではないものの、やはり「1番を目指す」「より速い順位を目指す」ということは、さまざまな意欲をかきたてるものになるからです。とはいえ、順番だけが評価されるものではないということも必要な考え方。できれば運動会当日、緊張をほぐすために伝えてください。

 

子どもにとって保護者からの言葉はとても大きいもの。励ましの言葉で疲れが取れるのは、決して「気のせい」ではないのです。ぜひ、心を手当てするつもりで声かけをしてあげてください。子どもたちが運動会に参加してよかったと思えるような、保護者ががんばりを見せて貰えてよかったと言えるような、秋の一日が待っています。

 

 

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