フランス語にはどんな特徴があるの? 他の言語との違いは?

外国語を学びたいけれど、いろいろな言語があって、どの言語を勉強しようか迷う…という人も多いでしょう。そこで今回は、「フランス語」の特徴について、アンスティチュ・フランセ日本のジュリエット・サラベールさんにお話をうかがいました。

(写真提供:アンスティチュ・フランセ東京)


美しく構造化されているので、ロジカルな思考法が身につく

 フランス語は「難しい」と同時に、「とても美しい」と言われることの多い言語です。なぜ美しいかというと、構造化されていることが特徴として挙げられるからです。例えばフランス語には動詞の活用があり、私・あなた・彼・私たち・あなたたち…などの主語によって動詞がすべて変形しますが、これは「構造化された形で物事を見る」という、哲学者デカルトの思想が由来となっているそうですよ。

 

それ以外に、名詞にも男性名詞・女性名詞という違いがあり、これはラテン語から来ている特徴です。こういったフランス語の仕組みが日本人にとっては難しいとよく言われますが、実はフランス人にとっても難しい仕組みなので、日本人が国語を学ぶのと同じように、フランス人も学生のときにフランス語をしっかり学びます。すると、フランス語はよく構造化されていることがわかり、それに伴って他の物事もロジカルに考えることができるようになるのです。このフランス語のルールの厳密さによるロジカルな考え方は、多くの哲学者や知識層を生んだ一因でもあると思います。世界的に見て、歴史に名を残しているフランス人の哲学者が多いのは、フランス語の美しい構造によるものではないでしょうか。

 

日本語もわりと構造化されていますが、敬語などは例外が多くて難しいですよね。それに比べると、フランス語はむしろ簡単かもしれません。
また、フランス語は英語と似ている文法や単語があるので、英語の基礎が身についている高校生なら、勉強しやすいと思います。また、イタリア語やスペイン語もフランス語とよく似ているので、フランス語が話せるようになったら、イタリア語やスペイン語も話せるようになったも同然ですよ。

 

 

豊富な語彙によって、物事を繊細に表現することができる

 もう1つの特徴は、語彙の豊富さです。フランス語は英語と比べると、1つの物事を表現する単語の数や種類が多いです。特に形容詞はものすごい数を誇るので、それによって、とても繊細な違いを表すことができます。世界的にフランス文学が発展したのは、フランス語の持つ深みのおかげだといえるかもしれません。

 

美しいものを愛するフランス人は、フランス語も大好きです。フランス語を使ったゲームのようなもので遊ぶテレビ番組が大人気ということからも、それはうかがえます。

 

また、過去には「書いても発音しない音があるなど、フランス語は仕組みが複雑なので、もっとシンプルにしたほうがいい」という政府の動きもあったのですが、フランス国民が「これは我々の文化であり歴史だから、そういうことはすべきではない」と反対したというエピソードもあるほどです。あなたもフランス語に興味を持っていただけたらうれしいですね。

 

 

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