ドイツ語、どんなふうに学べばいい?学ぶときのコツは?

ドイツ語、学んでみたいけれど、実際に勉強するときには、どんなことに気をつければよいのでしょうか?ドイツ語の学び方やドイツ語を学ぶメリットについて、ドイツ語学院ハイデルベルクの上田浩二先生と柴田まりさんにお話をうかがいました。


発音の例外がきわめて少ないドイツ語

 実際にドイツ語を学ぶときに、まず始めるとよい学習は、ドイツ語の独特の形やドイツ語にしかない発音などを理解すること。
日本では、多くの人がドイツ語を学ぶ前にすでに英語を学んでいます。そのため、横文字を見ると、つい英語で考えてしまいがち。でもそれは間違いです。

 

言語の読み方には、例外が存在するものです。たとえば、英語ですと「pin」は「ピン」なのに、「pine」は「パイン」で、「i」の文字を「イ」と読んだり、「アイ」と読んだりします。
しかし、ドイツ語はそのような例外がきわめて少ない言語です。数少ない綴りと発音の関係さえ覚えてしまえば、すぐにすらすらと読むことができるようになります。

 

またドイツ語は基礎的な単語が比較的少ない言語です。そのため、ある程度単語を覚えれば、それらをドッキングさせて新しい単語を作れます。こうすることで、「正しい表現」でなくても言いたいことを相手に伝えることができるのです。

 

ドイツ語と英語は、どちらもラテン語の単語を受け入れています。そのため、似た単語がかなり存在しています。
たとえばドイツ語の「Hand」と、英語の「hand」は、どちらも「手」という意味です。英語の「Prince」とドイツ語の「Prinz」は、どちらも「王子」という意味。英語の単語をたくさん知っている人は、英語の知識を生かして意味を類推すれば、ドイツ語の単語が覚えやすいはずです。

 

 

ドイツ語を学ぶとサッカーの監督、コーチになれる?

 ドイツの経済力やテクノロジーの高さを反映して企業の社内文書や、官庁関係の資料など、実務的な翻訳の仕事はたくさんあり、(英語ほどではなくても)日本におけるドイツ語翻訳の需要は相当に高いといえるでしょう。

 

サッカーの盛んなドイツ。大聖堂で有名なケルンには体育大学があり、サッカーのコーチ、監督の資格が取れるコースがあります。サッカーが好きな人ならば、ドイツ語を学び、いずれこういった大学へ進んで、監督やコーチになるという進路もあるのでは。

 

日本国内で取得できる主なドイツ語の資格としては、ドイツ政府が設立した国際文化交流機関ゲーテ・インスティトゥートが行う試験と、オーストリア政府公認の「ドイツ語検定」、公益財団法人ドイツ語学文学振興会が行う“独検”と呼ばれる「ドイツ語技能検定試験」があります。
これらのうち、ドイツ語圏へ留学する際には、ゲーテ・インスティトゥートやオーストリアのドイツ語検定に通っていれば、語学試験が免除されます。そうでなければ各大学でドイツ語の試験を受けなければなりません。

 

ゲーテ・インスティトゥートの試験には、全部で6つのレベルがありますが、ドイツに移住する場合、初級レベルの「A1」の資格取得が必須になります。これは、ドイツ人と結婚したとしても免除されることはありません。経済的に豊かなドイツは、多くの移民がやってくるので、そのような人たちの最低限の義務として、ドイツ語の習得が求められているのです。

 

日本に入ってくる海外の情報は、アメリカ経由のものがほとんど。しかし、世界の情勢を相対的に見るためには、英語圏からの情報だけでなく、別の言語を通して伝えられるものも知っておいたほうがよいでしょう。

 

英語のほかにさらにもう一つ言語を学ぶと、見えてくる世界はきっと変わっていきます。現在、ヨーロッパの中心国ともいえるドイツ語を学習すれば、仕事の上でも役立ち、将来の可能性が大きく広がっていくかもしれません。

 

 

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