英単語や英熟語を覚えるコツは? 先輩たちの体験談から自分に合った方法を見つけよう

 大学受験を乗り切るために、先輩たちの体験談は大いに役立ちます。なぜなら、いろいろな先輩のアドバイスを知ることで、自分に合った方法が見つかりやすくなるからです。

目標を持ち、日々努力を重ね、合格をつかんだ先輩たちの言葉は、あなたにとってとても頼りになり、やる気を引き出してくれるはずです。ここでは、英単語や英熟語を覚えるコツについてまとめました。

 

 

 

接頭語・接尾語を覚えよう

 英単語は数が多いので、すべての単語を暗記しようとしても、とても覚えきれません。そこで、接頭語や接尾語を暗記すると、わからない単語の意味を類推しやすくなります。接頭語と接尾語を覚えるほうが、単語を一つずつ覚えていくよりも短時間で効率よく暗記できます。

有名なものを下記に挙げておきます。

 

 unhappy→un(反対、無)

 colorful→ful(満ちている)

 recycle→re(再び)

 bicycle→bi(二つの)

 disagree→dis(反対、非~、不~、無)

 geology→ology(~学、~論)

 

 

英熟語は英作文で覚えよう

 英熟語はそれだけを覚えるよりも、その熟語が入っている文ごと暗記することがおすすめです。英文で覚えておくと、その熟語がどうやって使われているのか、記憶に残りやすくなりますし、英作文もつくりやすくなるでしょう。

 

 

繰り返して覚えよう

 暗記は、一度に覚えようとするよりも「反復練習」をすることが大事です。

 

【○△×暗記法】

 たとえば、単語集を見た際に、

・単語を見てすぐ意味がわかるもの → ○

・少し考えれば意味がわかる / 複数の意味を覚えていない → △

・単語を見てもまったくわからない → ×

 と、単語の横に記号をわりふることで、習熟度をチェックしましょう。○はすでに身に付いているので、△や×を集中して覚えればいいのです。しばらしてまたチェックすれば、○は確実に増えているでしょう。

 

 

【繰り返す期間を設定する】

 「忘れるのは当たり前」と考えたうえで、自分を責めたり、落ち込んだりせず、「繰り返し覚える」ことをしてください。そのとき、繰り返す期間を設定するといいでしょう。最初は短めに、慣れてきたら長めにしてみてください。

 たとえば、

 1日目→取りかかる

 2日目→復習(1)

 1週間目→復習(2)

 2週間目→復習(3)

 1カ月後→復習(4)

 …といったように、時期を決めて復習することで、より記憶に残るようになります。

 

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